都留文科大学_大学院2025
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青木 深 教授研究分野 歴史人類学、ポピュラー音楽研究、日米交流史研究内容 日本とアメリカ合衆国の音楽や大衆芸能に着目し、人や文化の越境・流動を微視的かつ巨視的に描き出すべく歴史人類学的な研究を行っています。現在の具体的な研究対象は、20世紀初めにアメリカのサーカスやヴォードヴィルで演じた日本のアクロバット芸人と、20 世紀半ばにアメリカで受容された日本のポピュラー・ソングの歴史と記憶です。文化のトランスナショナルな移動や変容に関心がある人を歓迎します。主要業績 『めぐりあうものたちの群像─戦後日本の米軍基地と音楽 1945-1958』(大月書店 2013年)、『音楽の未明からの思考─ミュージッキングを超えて』(共著、アルテスパブリッシング 2021年)、『進駐軍を笑わせろ!─米軍慰問の演芸史』(平凡社 2022年) 伊香 俊哉 教授研究分野 日本近現代史、日中関係史、国際関係史、戦争犯罪、戦犯裁判研究内容 近現代の歴史研究です。具体的には、1920年代から1950年代にかけて、日本政治や日中関係がどのような展開をしたのかを、国内政治・日中関係・戦争違法化体制・日中戦争・戦犯裁判といったテーマで検討を重ねてきました。主要業績 『』(中国北京・社会科学文献出版社 2016年)、『アジア・太平洋戦争辞典』(共編、吉川弘文館 2015年)、『戦争はどう記憶されるのか─日中両国の共鳴と相剋』(柏書房 2014年)、『満州事変から日中全面戦争へ』(吉川弘文館 2007年)、『近代日本と戦争違法化体制─第一次世界大戦から日中戦争へ』(吉川弘文館 2002年) 菊池 信輝 教授研究分野 政治学、現代史研究内容 政治学では日本を中心に、新自由主義改革の国際比較研究を行っています。また、近年はポピュリズム政治やそれを受けた財界の「ステークホルダー資本主義」論、「サステイナブルな資本主義」論の研究へとあゆみを進めています。現代史研究としては、世界史の文脈と比較の視座を重視しながら、政治史、経済史だけでなく、社会史や思想史など、分野横断的に同時代史を描こうと努力しています。政治学と歴史学を総合し、国際的な比較研究をしたい方、一緒に研究しましょう。主要業績 『共生と記憶の比較文化論』(共著、春風社 2024年)、『現代日本におけるアジア論の地平』(共著、芹書房 2022年)、『日本型新自由主義とは何か』(岩波書店 2016年)、『岩波講座〈日本歴史 第19巻〉近現代5」(共著、岩波書店 2015年)、『財界とは何か』(平凡社 2005年) 齊藤 みどり 教授研究分野 文学と植民地主義、ジェンダー研究内容 専門は英語圏・仏語圏のカリブ文学と植民地主義や帝国主義に関わる文化・歴史などの批評・評論です。英国での移民作家の作品、特にカリブ出身の作家たちの国家や言語に対する考え方に興味があります。植民地主義や帝国主義を根底から支えていたのは、文明と野蛮、都会と田舎、人間と動物、男と女などの二項対立的な考え方であり、そのような思考はいまでも生き続けています。文学、植民地主義や帝国主義、ジェンダーの問題に関心を持つ人を歓迎します。主要業績 「捏造されたマイヨット・カペシア」『<終わり>への遡行』(共著、英宝社 2012年)、「英国におけるブラック・ブリテッシュの意味の変容」『エスニック研究のフロンティア』(共著、金星堂 2014年)、論文 “Reading Pauline Melville's The Migration of Ghosts” 『文学と環境』第22号(文学・環境学会 2019年) 佐藤 裕 教授研究分野 開発社会学、国際社会学、インド地域研究研究内容 グローバル経済の結節点であるインドの大都市をフィールドに、NGOが担う職業訓練が若年低所得層の職業移動と階層帰属意識にもたらす影響を社会学の立場から検討しています。現地調査ではカーストやジェンダー、宗教規範にも着目し、属性的要因が女性の労働市場への参入を阻む文化規範を質的に検証してきました。途上諸国の地域研究や国際開発論、とくに開発/発展の過程で再編成されるジェンダー関係などを社会学的・社会人大学院担当者(専任・特任)の研究領域(2024年度)20

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