都留文科大学_大学院2025
4/32
本学では学部における研究と教育のさらなる発展および充実を図るために、文学研究科修士課程を設けている。学術・文化・社会システムの高度化や複雑化に対応し得る、広い視野と先見性を持った社会人・教員・研究者を養成することを目指す。 5専攻の教育課程に共通する特色は、院生の個別研究課題へのアプローチを主目的としつつも、その土台となる真の意味での学問的素養の体得を重視している点にあります。国文学専攻では、古典文学、近代文学、日本語学、漢文学、国語教育学に関するカリキュラムを基本として各自が専門研究に携わり、社会学地域社会研究専攻においては、社会学を基礎として、地域社会に関する総合的学際的研究を行っています。英語英米文学専攻は、堅実かつ応用力のある英語力と英語圏文化の考察を基盤として、英文学、米文学、英語学、英語教育の分野の研究をし、比較文化専攻は、日本文化領域、比較地域文化領域(アジア・欧米)からなる研究を行います。臨床教育実践学専攻は、現代の子どもの具体的な問題(ケース)に即して教育実践を探求するために、臨床教育学領域と教育臨床心理学領域の統合をはかる研究指導体制を敷いています。特色専用の研究環境を整備大学院生専用の研究室が整備されており、個人用の机も用意されています。また、専攻ごとに専用の図書室が備わっており、それぞれの分野の専門書的な図書や雑誌の収集が行われるなど、授業や研究に専心できる環境が整っています。POINT 2共同研究者への道も開かれるリサーチ・アシスタント制度教員との親密な関係性も本学の大学院の特徴です。本制度は、研究活動に必要な専門知識を備え、研究補助業務を行える大学院生をリサーチ・アシスタントとして任用するもので、院生には、業務に対する謝礼に加え、共同研究者に名を連ねるチャンスにもなります。POINT 4経済的な面でのサポート制度も充実授業の減免制度や奨学金に加え、授業の補助的な役割を担うことで報酬を得られる「ティーチング・アシスタント(TA)制度」や、海外の研修プログラム等への参加を奨励する「海外研修奨学金制度」など、本学独自の支援制度も充実しています。POINT 3より高度な学びを深める5つの専攻大学院文学研究科には、「国文学」「社会学地域社会研究」「英語英米文学」「比較文化」「臨床教育実践学」という5つの専攻があります。2年間の修士課程を通して、学部での学びをより深めるとともに、各自のテーマに沿った研究に取り組むことができます。POINT 1文学研究科修士課程について4
元のページ
../index.html#4