FN110号
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14カフェナチュラル1月中旬、都留市駅から歩いて5分のところある「Cafe Natural Rhythm」に向かった。ふだんは夜の営業が中心だが、満月と新月のお昼はパンの販売をしているそうだ。月とパンの繋がりに惹かれ、店を訪ねると「ちあぱんさん」こと若わかばやし林千ちあき秋さん(45)が出迎えてくださった。マスク越しでもわかるほど、温かみのある笑顔で、ベレー帽がよく似合っている。 ちあぱんさんにパン作りを始めたきっかけを尋ねるとフランス旅行だという。「パンって、フランスの人たちにとって、私たちでいうところの『白米』に当たるんだけど、もっとパンのほうが気軽でラフで、生活の一部のように感じたんです」と、もともと、食文化の違いに魅力を感じたという。 ナチュラルリズムの前は、個人で河口湖にパン屋さんを構えて、毎日あわただしく働いていた。そのとき、お客さんからナチュラルリズムのことを教えてもらい、仕事終わりにナチュラルリズムとの出会いリズムno.110 Mar 2022お客さんが来店してから、注文どおりに取り分けられたパン(2022年1月18日)

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