113号HP用
10/48

no.113 Mar. 2023 ※1如にょいほうぼう意宝棒とも呼ばれる。邪鬼を追いはらうための持物※2恵みをもたらす持物。なかには仏ぶっしゃり舎利(お釈しゃか迦さまの骨)や財宝が納められている10※1如にょいほうぼう意宝棒とも呼ばれる。邪鬼を追いはらうための持物※2恵みをもたらす持物。なかには仏ぶっしゃり舎利(お釈しゃか迦さまの骨)や財宝が納められている※1如にょいほうぼう意宝棒とも呼ばれる。邪鬼を追いはらうための持物※2恵みをもたらす持物。なかには仏ぶっしゃり舎利(お釈しゃか迦さまの骨)や財宝が納められている縁と縁の※1如にょいほうぼう意宝棒とも呼ばれる。邪鬼を追いはらうための持物※2恵みをもたらす持物。なかには仏ぶっしゃり舎利(お釈しゃか迦さまの骨)や財宝が納められている普ふもんじ門寺の前を通ったとき、掲示板に七福神巡りの案内があった。気になって調べると、都留には一本の御ごしんぼく神木からつくられた七福神像が曹そうとうしゅう洞宗のお寺に一体ずつ祀まつられているそうだ。今回は、普門寺と本ほんこうじ光寺を自転車で巡ったときのようすを紹介する。つながり像から伝わるもの1月5日、まずは毘びしゃもんてん沙門天が祀られている普門寺へと向かう。冬にしては暖かいが、冷たい風が強く吹いていた。到着すると、七福神と書かれた赤い旗が風になびいている。私を出迎えてくれているような気がして少し嬉しくなった。 七福神は、「清廉、有ゆうふく福、威光、愛あいきょう敬、人望、寿命、大量」のどれかひとつの福をもち、像にもさまざまな特徴があるらしい。都留の像の表情やようすをみるのが楽しみだ。境けいだい内へ入っていくと、大きな鐘の近くに毘沙門天の石像が置かれていた。両脇には仏様の石像も並んでいる。この石像は右手に宝ほうぼう棒(※1)、左手に宝ほうとう塔(※2)を持っていて、力強い目でこちらをじっとみつめている。その迫力に思わず怖気づいてしまった。毘沙門天は北方や財宝をまもる神様だ。人びとを恐れさせ従わせる力である威光をもつ。だからこの石像をみたときに畏いふ怖の念を感じたのか、とうなずいた。しかし微笑む口元は、どこか私たちを優しくみまもってくれているようにも感じられた。※1如にょいほうぼう意宝棒とも呼ばれる。邪鬼を追いはらうための持物※2恵みをもたらす持物。なかには仏ぶっしゃり舎利(お釈しゃか迦さまの骨)や財宝が納められている②生おいで出神社のどんど焼き。子どもからお年寄りまでひとつの火を囲って、団らんするようすに心があたたかくなる本ほんこうじ光寺朝あさひがわ日川保ほじゅいん寿院禾生駅②③③本光寺へ向かう道中にある小さい鳥居。近くには落石注意の看板があり、落石から私たちをまもってくれているようだった①長生寺の駐車場に咲いていた花。白色と黄土色が混ざったような色合いをしていた桂かつらがわ川

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る