113号HP用

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2929コラムフン足跡食べ痕アオキの茎には、シカに引きちぎられたような食べ痕が確認できましたずいぶんと時間が経っていて、乾燥していましたシカの通り道が写るようにセンサーカメラを取り付けましたセンサーカメラは乾電池で動くため、設置が簡単です。しかし設置場所によっては、なにも写っていないこともあります。今号はそういった状況でした。周辺の道路が工事中であることや雪の影響なのか、カメラの回収に来た私の姿しか写りません。そこで、もう少し奥のほうに設置しようと再びうら山に行くと、動物の足跡や食べ痕などがありました。カメラには写らなくとも、動物たちが生活している痕跡にたくさん出会えました。センサーカメラを設置しようセンサーカメラは動物の熱(赤外線)を感知すると自動的にシャッターが切れて、撮影される仕組みになっています。日中だけでなく、動物が山からおりてくる夜間も撮影することが可能です。前号から新しいカメラになり、写真の直後に30秒間の映像も記録されるようになりました。これまで以上に、動物のようすを観察することができるようになっています。シカの痕跡センサーカメラの紹介「センサーカメラが写した動物たち」うら側のコラムの写真はすべて2023年2月26日に撮影しました。