116号マスターHP用
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33ノネズミの足跡雪のなかに開いた3センチほどの穴から遊歩道を横切るように足跡が続いていました。後ろ足の前に前足の足跡がうっすらと残っていました。ニホンジカの足跡ニホンジカの足跡はよく見かけますが、雪が深かったため、ふだんは見られない副ふくてい蹄(写真の○印)の跡がついていました。副蹄は、人間の人差し指と小指に相当します。フィールド暦都留に冬がやってきました。ほかの時期と比べて動植物を見かける機会が少ない季節ですが、耳を澄ませたり、目を凝らしたりすると冬の自然と出会うことができました。『フィールド・ノート』編集部=文・写真ヤマガラシジュウカラの仲間で、スズメほどの大きさです。オレンジ色の体が特徴です。本学にはエゴノキが多く、秋ごろからエゴノキの実を食べるすがたが観察できます。ツグミ都留では冬によく見かけます。越冬するために日本にやってくるようです。夏には鳴き声が聞こえなくなる(口をつぐむ)ことに名前が由来するという説もあります。キツネの足跡キャンパスでもキツネの足跡が確認されました。雪上に一直線に残る足跡がキツネの特徴です。センサーカメラ(P.26-P.27)もご覧ください。ジョウビタキ体が茶色で翼に斑点があるのが特徴です。冬の訪れを教えてくれる鳥です。「ヒタキ」とは、火打石を叩く音に似た音を出すことに由来するそうです。(2024年1月25日 本学図書館横)(2024年2月27日 本学うら山)(2024年2月27日 本学うら山)(2024年3月1日 本学4号館)(2024年2月22日 本学美術棟裏)(2024年2月29日 本学うら山)写真撮影・提供=国際交流センター 前田文子さん

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