116号マスターHP用
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35お仕事のようすさんが来ないかうかがっているようだ。歩道に人が通ると気になってしまうそう。外では、寒いなかカフェへの呼び込みも行っていた。そのさいに使う看板は、店員の藤ふじむら村さんと職員のかたが作ったものだ。一生懸命作った看板を嬉しそうに見せてくださった。どれもカラフルでわくわくする色使いだ。店内に戻り、店員さんが接客をするすがたを見てみる。お客さんをよく見て、行動を予想しながら対応していた。以前に接客してくださった太田さんは、会計のときにお客さんと楽しそうにお話をしている。そんな太田さんも、働き始めたころは緊張していたそう。仕事をしていくなかで、多くのことを学んだという。今では、職業実習でカフェにくる高校生にコーヒーの入れかたを教えるのも太田さんの仕事だ。お昼になると、店員さんや同じ事業所のかた向けに提供している給食をいただいた。担当して8年目の小こやま山さんが中心に作っている。給食作りは大変だけど、メニューを考えるのが楽しく、みんなから「ごちそうさまでした」と言われるのが嬉しいそう。小山さんは今までの献立を3冊のノートにまとめている。イラストも描き込まれたノートからは、料理が大好きなことが伝わってきた。店員さんのなかには、カフェの料理を担当するかたもいる。小おのだ野田さんは、お店の人気メニューであるピザを作っている。生地作りから具材をのせる過程まで、キラキラとした表情で楽しそうに話してくれた。ほかにも店員さんたちには、個人で担当するさまざまな仕事がある。一人ひとりが自分の役割を理解し、誰かが仕事を忘れてしまっていると、それに気づいた人が、優しく教えている。カフェでの活動を通して、店員さんたちが自身の得意なことや好きなことで活躍しているすがたを間近で見ることができた。レジの点検作業をする太田さん。慣れた手つきでお金の確認をしている(2024年1月23日)給食を準備中の小山さん。この日のメインは、さつまいもの入った大きなかき揚げだ(2024年1月23日)自身が作った呼び込み用の看板を持つ藤村さん。看板は、ほかにも数種類ある(2024年1月16日)お客さんのコーヒーを入れる滝口さん。できたてのコーヒーは、温かくて香りも良い(2024年1月23日)人気メニューのピザを作る小野田さん。石窯で焼いたピザは大きくて食べ応え抜群だ(2024年1月23日)
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