117号HP用
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14no.117 Jul. 2024母の日の花屋さん久永奈央(地域社会学科2年)=文・写真都留の人が親しむ花屋さんお店にうかがったのは、あいにくの雨の日だった。お店までの道は、傘を差しうつむいて歩いていたので、気分もさがってしまう。店舗の外観は黒で統一されていて、スタイリッシュな雰囲気がただよっている。ドアを開けると、花の香りとゆったりとしたテンポのBGMに包まれる。先ほどまでの落ち込んだ気持ちが吹き飛んだ。手前には、アジサイやカーネーションがところせましと並んでいる。奥のほうに進むと、プチギフトコーナーがあった。商品には手書きのポップが添えられているものもある。お店のこだわりの商品なのだろうか。くわしくお話をうかがったのは、小おがわら河原陽ようこ子さん(57)だ。34年前、花屋さんで働いていたご主人の利としのぶ修さん(57)が独立してお店を構えたという。花は利修さんが、雑貨とカフェは陽子さんが担当しているそう。カフェを開きたいという陽子さんの夢を、利修さんが叶えてくださったそうだ。「雑貨を仕入れるときに気をつけていることは、簡単に言うと『万人受け』することかな。お店のドアを開けると、たくさんの種類のカーネーションが出迎えてくれた(2024年5月10日)卒業式や入学式、お花見など、春は花を身近に感じるイベントが多い。5月の第2土曜日は、カーネーションを贈ったり、日ごろの感謝を伝えたりする母の日だ。母の日の準備は、お店でプレゼントを買うだけだったけれど、花屋さんはどんな準備をしているのだろう。母の日の花屋さんのようすが知りたくて、本学近くにある「HはなさかANASAKAJじいさんISAN」に足を運んだ。
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