117号HP用
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22no.117 Jul. 2024やまびこ競技場富士急行線桂川Nアジサイはどこに4月下旬、キャンパス内とその周辺を歩き、アジサイを探す。まず見つけたのは、本学までの坂を上ってすぐの場所だ。植え込みと建物のあいだを通る小道の横に、アジサイの大きな株があった。あざやかな緑色の葉がたくさん出てきている。ツヤツヤと光沢がある葉が生えた枝の先端には、去年の花らしき丸いかたまりがついていた。枯れて薄茶色になった花は下を向いている。まるでうなだれて、枝との別れを惜しんでいるようだ。楽らくやま山公園の坂道の両わきには、アジサイがずらりと並ぶ。いったい何株あるのか、数えきれない。午後の日差しに照らされて、葉脈が黄色に輝いている。2、3枚集まった葉の中心からは、新しい葉が顔をのぞかせている。小さくてかわいらしいので思わず触れると、薄くてしんなりしていた。生まれたての赤ちゃんのようなものだから、そっと触らなければいけなかった、と手をひっこめた。体育館までの坂道を歩いていく。斜面の塀に沿って、アジサイに似た葉をつけた植物が生えていた。小さな粒を寄せ集めたような花をつけ①都留市には、アジサイの花を楽しめる場所がいくつかあるそうだ。﹁道の駅つる﹂付近や禾かせい生地区がそのひとつだ。都留のアジサイは、毎年6月中旬から7月中旬に見ごろを迎えるという。花が咲くまでに、本学周辺のアジサイはどのように生長していくのだろうか。梅雨をいろどるやまびこ競技場の近くに、アジサイが20株ほど植えてある。ピンク色や紫色に色づき始めていた(2024年6月20日)①アジサイ・マップ…アジサイ…道路…山印南響(比較文化学科2年)=文・写真
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