117号HP用
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50no.117 Jul. 2024 新緑の季節がやってきました。動物が活発に動き出し、植物が葉や花をめいっぱい輝かせています。都留ではどんな生きものが見られるのでしょうか。今年の4月から6月のあいだに、キャンパスとその周辺で観察できた生きものを紹介します。『フィールド・ノート』編集部=文・写真ニホンジカ近年、キャンパス周辺で見かけるようになりました。耳が大きいのが印象的でした。体の白い斑点付近から夏毛になりつつあるようです。今年もキャンパスうら山でスズムシソウに出会えました。山梨県内でもそのすがたを見ることのできる場所はほとんどありません。スズムシソウフールド暦ィ(2024年4月30日・本学うら山)(2024年5月17日・本学うら山)(2024年5月10日・本学うら山)アゲハチョウのなかまです。草原の環境を好みます。茨城県では絶滅危惧種の指定を受けています。4号館前のビオトープに去年から卵を産むようになりました。今年は5月25日に卵らんかい塊を確認しました。ウスバシロチョウモリアオガエル(2024年6月10日・本学4号館前)
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