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no.118 Dec. 202430『フィールド・ノート』編集部=文・写真暑い夏が過ぎ、だんだんと冷たい空気が肌に触れるようになってきました。この季節の生きものたちは、どんなすがたを見せてくれるのでしょうか。今号では、2024年9月から11月にかけて本学とその周辺で出会った生きものたちを紹介します。キツリフネソウあざやかな黄色の花が吊り下がるように咲いていました。近年、大学の周辺では次第にそのすがたが見られなくなってきました。(2024年9月27日・本学周辺)ヨツスジトラカミキリはじめはハチに見えました。近づいて観察してみると、ハチではなくカミキリの仲間だとわかりました。暖地に生息する種とされています。(2024年9月24日・本学4号館前)アサギマダラ翅はねの模様があざやかな大型のチョウです。長距離を移動することで知られています。ヒャクニチソウの蜜を吸っていました。(2024年10月4日・本学4号館前)ツリガネニンジンキャンパス内の林で出会いました。花が釣つりがね鐘のようで、根の形がチョウセンニンジンに似ていることが和名の由来だそうです。(2024年9月24日・本学周辺)フィールド暦no.118 Dec. 202430

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