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43③11月10日(日)つる産業まつり2024,ふるさと時代祭り 大名行列茶壺は大名よりも高位の存在だそうまちの人から呼びかけられると手を振っていた。笑顔が眩しいお茶壺道中金こんぴら比羅神社前から谷村第一小学校まで「下にいろ、下にいろ」と呼びかけながら一行は進んでいった。これは、徳川家の「御用茶」を京都から江戸城まで運ぶ一行を再現したものだ。かつて、勝かつやまじょう山城で茶を熟成させていたという。一行には外国人の参加者もいて、谷村の文化を体験していた。小雨の降るなかではあったが無事に茶壺を届けたようだ。大名行列 「あよい、あよい」という足あしがる軽の掛け声に合わせ行列が進む。お殿様役は俳優で、つる大使でもある白しらす須慶けいこ子さんだ。堂々としていて、まちの人からも「かっこいい、凛々しい」と声がかかっていた。 この行事は、谷村に残されていた大名行列の道具をまちの人びとが使ったことがきっかけで始まった。大名行列は今でも都留を活気付けている。①お茶壺道中でお茶壺を運ぶ駕かご籠。学生や外国人の参加者が交代しながら運んでいた②大きな掛け声とともに進む大名行列の足軽。毛けやり槍を回転させながら上下に動かし、「よい やまっかよい」の掛け声で毛槍を持っていない足軽に投げて受け渡す③大名行列のお姫様。朱色の振袖が美しい。まちの人から「かわいい、麗しい」と声を かけられていた③②①
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