フィールド・ノート No67
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FIELD.NOTE40 都留市で見られるおもな鳥を、大きく次の4つにわけて紹介します。①身近な鳥 1年中見られる鳥のなかで一番身近と言えばスズメですが、ほかにも、くちばしがオレンジで、田んぼの近くでよく群れているムクドリ、「ヒーヨヒーヨ」と大きな声で鳴くヒヨドリ、「デデー、ポッポー」と特徴のある鳴き声のキジバトなどは人里でよく見られる鳥の代表と言っていいでしょう。都留市の鳥でもあるウグイスは、姿はあまり見ませんが、春のさえずりはだれもが聞いたことがあるでしょう。セキレイのなかまも水辺などでよく見かけます。歩くのが上手で、おしり(尾羽)をふりながら軽快に歩きます。②森の鳥 森に入ると、街なかでは見られない鳥に出会うことができます。カケスは、白と青のグラデーションがとてもきれいな羽を持っていて、「ゲーゲー」という鳴き声を出します。キツツキのなかまもいます。 ヤマガラは、山で普通に見かける鳥です。フクロウの鳴き声は時折聞くことができますが、姿はなかなか見ることができません。鳥類(鳥のなかま)は、空に進出した脊椎動物(背骨のある動物)で、今から1億5000万年ぐらい前に爬虫類(恐竜)のなかまから進化したと考えられています。あごをくちばしにするなど、体を軽くする工夫をいろいろしています。空を飛ぶことができるので、季節に合わせて国を越えて旅をする種類もたくさんいます。世界には約10000種類いて、日本には約550種類、そのうち山梨には約230種類で、都留市には約100種類います。シジュウカラうら山図鑑 第9弾「鳥類」アカゲラ

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