フィールド・ノート No67
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FIELD.NOTE448月5日、収穫した麦が小麦粉に挽きあがりました。製粉所の小おまた俣トシコさん(84)にでき具合を尋ねたところ、昨年度とまではいかないが「まずまずのでき」との評価をいただきました。そして再び麦づくりが始まる季節。11月5日に麦まきをおこない、26日には肥料としておからをまきました。今年の夏、さらにいい麦が収穫できるよう、世話を続けていきたいと思います。  (牛丸景太)脱穀11月14日、米づくりの作業もいよいよ大詰め。脱穀をおこないました。干してあった稲の束を脱穀機に入れると、あっという間に藁わらと籾もみにわかれていきます。なかには2回脱穀機にかけないと籾がとれないものもありました。収穫できた量は、1袋30㎏ほどの米袋が3つと半分。後日、渡邊さんに精米していただいて、おいしくいただきました。                  (前澤志依)モグラ塚があった11月30日、本学の本部棟前広場(赤広)にモグラ塚がありました。モグラがトンネルを掘ったときに、あまった土を地表に押し出してできたものです。こんな身近な地面の下にモグラが住んでいるのかと思うとワクワクします。モグラ塚の土は、よく耕されていてふかふかでした。この冬はコミュニケーションホールのまわりにも見つけました。今後もあたたかく見守っていきます。(尾﨑万奈)11月4日、この地区のほかの田んぼと比べたら少し遅いですが、6月に苗床をつくった稲が収穫の時期を迎えました。フィールド作業でお世話になっている渡わたなべ邊宗むねお男さん(80)にご指導いただきながら稲を刈り、刈ったものを藁わらでまとめてウマにかけます。渡邊さんから、今までで一番いいと褒めてもらった今年度のお米。前回の2倍近くとれました。               (石川あすか)稲刈り麦のこと

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