フィールド・ノート No67
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FIELD.NOTE6モザイクアートの世界 11月8日午後1時。車から都留の紅葉を眺めつつ、アトリエの主宰者である橋はしむら村元もとひろ弘さん(67)のもとへ向かった。朝日馬場から上野原市へ向かう道路沿いにぽつんとある「アトリエ ハシムラ」の文字。よく見ると、これもモザイクアートでできている。 ちょうど家から出てきた橋村さんに挨拶をすると、アトリエに招き入れていただいた。資材が積み重ねられたそこは、職人の作業場といった印象だ。明かりをつけていない部屋は、昼過ぎにしては光があまり入らない。「アトリエっていうのは光が入らないようにつくるものなんだよ」 制作の過程で強い光が当たると、正確な色が見えなくなってしまう。モザイクアートは色や光を強く意識するというから、とくに注意が必要なのだろう。部屋を見回してみると、「アトリエ ハシムラ」。モザイクアート作家のアトリエだという。本学附属図書館に展示してある作品『 』はその人の作品だと聞いて、私もじっさいに会ってみたくなった。華やかでありながら優しい色が散りばめられた壁画。これをつくったのは、いったいどんな人なのだろう。本学附属図書館エントランスに展示してある作品『WA』大澤かおり(社会学科2年)=文・写真—色と光のモザイクアート—WA一つのから欠片かけら
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