フィールドノート69号
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カナヘビ低い木に登ることも多く、敵が来ると茂みに逃げ込むニホントカゲ地面にいることが多く、敵が来ると石や倒木の上に隠れるアオダイショウの横顔カナヘビの横顔小口尚良(東桂小学校教諭)=文・写真②トカゲのなかま都留市には、ニホントカゲとカナヘビの2種類が生息しています。姿や食べ物(昆虫、クモ等)など似たところも多くありますが、違いもあります。たとえば、ニホントカゲよりカナヘビの方がしっぽが長いです(体長に対する割合)。ニホントカゲは体の表面につやがありますが、カナヘビはザラザラと乾いた感じです。カナヘビとアオダイショウの横顔を比べてみましょう。カナヘビには耳とまぶたがあります。目をつむる時、まぶたは下から上に動きます。③カメのなかま都留市では、クサガメとアカミミガメの2種類が確認されています(ともに放たれたものの可能性が高い)。ハ虫類は、太陽の光で体温調節をする、省エネの動物です。さわるとひんやりしています。出会ったら、そっと観察してみましょう。※マムシとヤマカガシは毒があるので注意!!むやみに手を出さないようにしましょう。

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