フィールドノート69号
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45 4月15日、本学附属図書館横のビオトープで、池のメダカをほかの水場へ移動させる作業をおこないました。メダカを1つの水場だけで飼っていると、その水場で病気などが出た場合、メダカたちは全滅してしまうそうです。それを防ぐために、池から8匹のメダカを網ですくって、2〜3匹ずつ小さな水場へ移動させました。メダカはすばしっこくて網ですくうのには苦労しましたが、みんなで談笑しながらの楽しい作業でした。これからの週に一度の作業も楽しみながら、ここを通る人にも楽しんでもらえるようなビオトープにしていきたいです。  (持田睦乃)メダカの引っ越し種まき 5月21日、 都留文科大学前駅横の三ノ側ビオトープで、ヒャクニチソウとヒマワリの種をまきました。夏には色とりどりの花と、そこへやってくる生きものが見られるはずです。いまビオトープには、マリーゴールドが植えられアイリスが紫色の花を咲かせています。ユリのなかまもこれから花をつけます。水場にはたくさんのメダカが泳ぎまわっていました。もう少し水温があがったら産卵するそうです。駅をご利用のさいは、ぜひのぞいてみてください。  (香西恵)~鳥の観察会のお知らせ~ 鳥の観察会を毎週水曜日と金曜日に始めたのは、「一緒に鳥を見ませんか?」という小さなお誘いを投げ掛けてみようと思ったからです。都留市内ではこれまで、約140種類ほどの鳥類が記録されています。しかし、1日に見られる種類は20種ほどでしょう。植物や昆虫などとくらべると少ないものの、私たちの身の周りにはさまざまな鳥類がいます。キャンパスやその周辺にどのような鳥類が生息しているのか。自分の目と耳で確認することによって、よりいっそう彼らを身近に感じられると思います。日時は、水曜が午前9:30〜10:30、金曜は11:30〜12:30となっています。興味のある方は、地域交流センター出入り口にお集まりください。 (西教生)

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