FN70号
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FIELD.NOTE345中屋敷フィールド今昔1号 特集:田畑あずまや 完成N今年から果樹園復活作業ウメ、モモ、ビワ、キウイN12号 外来種~外国から来た生きものたち~キウイに柵をつけるカワネズミの森づくり。石を組んで一畳のワサビ田を数枚つくる。カワネズミの隠れ家・餌場にN15号 水辺の記憶~こんな記憶もあったんだ~クルミ、ハシバミを育てている。スギの枝打ちをはじめる。小屋前の小川に石組みをつくるNO「新図書館」のビオトープ(現在の図書館横ビオトープのこと)に植える苗を仕立てるため、十日市場の畑の一角にスイカズラを5株植えるB 0号 発刊!ソーラーパネルはじめましたN2号 水13号 キャンパスの   自然財産を歩く夏号別冊フィールド・ノート5号 水掛菜~湧き水が育てた名脇役~7号 味噌造り9号 フィールドミュージアム         へようこそ11号 路上観察 ~わたしたちの、 憩いの場~イノシシの被害あまりなし。山芋、ジャガイモ、キュウリがイノシシに食べられるN3号 ゴミ6号 冬じたく8号 ①ワサビ   ②野外へ誘う絵本10号 山菜~ちょっぴり苦い春の味~14号 キャンパスの   生きものの現いま在200220039thFIELD・NOTEANNIVERSARYの記憶 十日市場にある中屋敷フィールドは、柄ひしゃくながし杓流川沿いにあり、山の谷間にあるフィールドです。この谷間一帯が昔「中屋敷」と呼ばれていたことから、私たちはこう呼んでいます。南向きの斜面は日当たりがよく、このフィールド内ならほとんどどこにいても滝の音が聞こえてきます。 十日市場にお住まいの渡わたなべ邊宗むねお男さん(81)は1962年から中屋敷の土地、3反歩(約3000㎡)で稲作を始めました。当時、渡邊さんの水田は全部で12枚あり、水田同士の境界は、柄杓流川から運んできた石を組んでつくりました。渡邊さんは会社勤めと並行して田畑の作業をしてきたそうです。しかし、自身がご高齢であること、1990年ごろからのあいだイノシシの被害があまりにもひどくなってきたことから、2003年を最後に中屋敷での水田をやめました。本誌『フィールド・ノート』は今年で9周年を迎えます。この9年間で、都留の自然や都留で暮らす人びとのこと、そして時には都留を飛び出して、見たことや感じたこと、考えたことを記してきました。今回は9周年を記念してフィールド作業の原点であり、現在も編集部員がとくに米・麦づくりの作業に取り組む「中屋敷フィールド」の過去をふり返ってみることにしました。フィールトと・フィールト ノート8月8月5月2月6月7月9月7月月4月ズワイガニを見た!N4号 収穫10月11月11月12月10月3,4月6月石川あすか(社会学科4年)=文・現在の写真本学フィールドミュージアム=過去の写真中屋敷フィールド図書館横ビオトープ中屋敷の果樹園辺殿フィールド大沢フィールド三の側ビオトープNNBOHSt.

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