FN71
31/48
31小正月の習わしで「まゆだんご」をつくり供える。まゆだんごを挿す木はヤマボウシ、カキ、クリ。教えてくれたかたが山から挿し木をとっていたときはヤマボウシを使っていた。今はカキやクリを使うそう。「いいものをか・・きこめ」、「く・・りまわりがいいように」とそれぞれ縁起を担いでいるという。都留市十日市場在住・80代男性上:茹であがったまゆだんご/右:まゆだんごを供えているようす。カキの木に挿したまゆだんごを米袋に飾っている。このほか神棚などに飾るまゆだんごの挿し木本誌編集部での田植えのようす昔はお米と同じ場所で小麦をつくっていた。だから田植えは7月15日までに終えればよかった。米・小麦の二毛作をする本誌編集部では今年は7月8日に田植えをおこなった。周辺の田んぼではほとんどの場合6月におこなわれる。都留市十日市場在住の男性・年齢わからず田植えは7月に終えればいい図と写真。左から右へ:水力製材所の跡を上から見たようす。小さい矢印が現在の水の流れで、太いものが過去の水の流れを表す。図で表した石組み・コンクリートの左側面は製材所をやめた後、埋め立てられたという/水路の入り口。水が流れている/石・コンクリート製の石垣/水路だったところには草が生えている水力製材所の跡戦前からの製材所は小野のあたりで3軒あった。水の流れを動力に使い、製材をしていた。製材に使っていた水路(コンクリートと石組み)は今でも残っている。都留市小野在住の女性・年齢わからず←←←←現在の水路石・コンクリート製の石垣コンクリート製下部は宙に浮いている深くなっている。動力源(水車)があった石
元のページ
../index.html#31