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魚類は、今から5億年ぐらい前に初めて地球上にあらわれた背骨をもった動物で、わたしたちのず~っと昔のご先祖様です。わたしたちの体を支える背骨や、手足のもとになるひ・・れ、食べものを噛むためのあ・・ごなどは、大昔に魚類が獲得した体の仕組みです。現在魚類は、世界に25000種類以上いて日本にも約3600種類います。海がない山梨県には真水にすむ淡水魚が50種類ぐらいいて、都留市には約10種類いると思われます。都留市で見られる魚類(淡水魚)を紹介します。うら山図鑑 第12弾「魚類」●小口尚良(東桂小学校教諭)=文・写真ヤマメ(サケ科) 渓流を代表する魚。イワ ナと同様に釣り人から人 気があり、多くが放流さ れたものです。自然繁殖 していると思われます。カジカ(カジカ科) 水のきれいな流れや湧 水地のそばにいます。 以前より川の水がきれ いになったためか、最 近は増えつつあります。コイ(コイ科) 飼っていたコイを 放したものが、川かわ 茂もの堰えんてい堤などで見 られます。アユ(アユ科) 海で生まれ、川をのぼります。 今はすべてが放流のアユです。 釣られなかったものは秋にな ると黒くなり、川をくだりま すが、ダムで行き止まりにな ります。ニジマス(サケ科) 養魚場で飼われていますが、 放流もされてます。もともと は外国の魚です。自然繁殖も している(川で卵を産んで増 えている)と思われます。
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