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特集:冬仕事15特集を終えて事冬にしかできないこと。冬にやりたいこと。私たちはこれを「冬仕事」と名づけ、じっさいに人に会い、近くに行ってよく見て、それから自分たちでやってみました。なぜ冬にやるのか。ただの風物詩ではなく、仕事であるのは、それを冬にやらなければならない理由があるからです。見ているだけでは「風景」に過ぎないけれど、近づいてみると「仕事」として見えてきます。冬仕事は「次のため」の仕事です。生活をつづけるために雪をかく。これからの一年の無事を願ってお祭りをする。とったものを別のかたちで使うために、少し手を加えておく。どれもが、これから先に思いを寄せてすること。冬仕事とは、秋がおわって春が来るまでの、あいだにすること。「仕事」をとおして、めぐる季節のなかでの「冬」が見えてきました。そして「冬仕事」をとおして、都留という地域が見えてきました。同じ「冬」でも、地域によって仕事はさまざま。私たちは「冬仕事」を探るなかで、どれもが都留ならでは4444であることにあらためて気づきました。仕事から冬を見る。「冬仕事」から地域を見る。私たちが眺めている景色のなかには、まだまだ「冬仕事」がありそうです。

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