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 1月26日、富士急行線 都留文科大学前駅構内の展示替えをおこないました。カメムシが壁の隙間で越冬していました。今回の展示は、本学の「博物館各論」を受講している学生が講義内で制作したものを掲示してあります。木の実のクイズや都留市の風景の写真、意外と知らないムササビとモモンガの違いなどを紹介した展示です。ほかにも、都留文科大学や都留市の歴史などについて、さまざまな情報を紹介してあります。駅にお越しのさいは、ぜひご覧ください。        (地域交流研究センター職員 今泉圭一朗)駅の展示替え駅構内で展示を張り替えているところキジがビオトープに編集室の大掃除をしていた12月26日、イネの穂をつついて食べているオスのキジを編集室前のビオトープで発見しました。近寄ると、ヒトの気配を敏感に察知し、ドウダンツツジの茂みに隠れてしまいます。1時間くらい、どうにか写真を撮れないかとキジとの攻防戦を繰り広げて、ようやくその姿を一枚、カメラに収めることに成功しました。キジはどこからやってきたのか、近くに住みついているのか、疑問は次々に浮かんできましたが、ただただ大学にキジが舞い降りた事実に驚くだけでした。動物園でしか見たことがなかったキジを、日常のふとした瞬間に観察できる。その不思議さ、特別さにあらためてこの地の魅力を感じたひとときでした。 (﨑田史浩)このあと自然科学棟のほうへ飛び去った味噌完成! 2月15日、発酵するのを待って、編集室で保管していた味噌の樽を開けました。この味噌は去年の2月下旬、編集部でお世話になっている本学印刷室の前田太たいじ二(62)さんの味噌づくりに参加させていただき、仕込んだものです。 みんなで蓋を取ると味噌のいい香りが広がりました。中身をかき混ぜたらいよいよ味見です。塩辛さも少しあるけれど、全体的にまろやかで優しい味に仕上がっていました。そのあと、シメジ・カブ・ネギを餅と一緒に鍋に入れ、味噌で味付けした雑煮をつくりました。手づくり味噌はこれからどんどん活躍の場を広げていきそうです。 (深澤加奈)表面のカビをスプーンで取り除くようすFIELD・NOTE NEWS2011.12~2012.2本誌編集部=写真深澤加奈(国文学科1年)=イラスト45

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