FN74号
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296:007:00視界が開けて、鳥が盛んに鳴き始める防災行政無線で音楽「みかんの花咲く丘」が流れる。おはよう都留。早朝から 6時以降は、農作業をしている人をちらほら見かけるようになる。写真の男性は、採れたきゅうりを遠方に住むお孫さんに送る予定だとおっしゃっていた。日差しはあったけれど、まだ涼しく、昼間より作業がしやすそうだった。06:15 十日市場 08/03始発電車 富士急行線が動き始める。写真は大月行き。乗客は少なく、平日であったためか、通勤中の人が中心であった。05:58 都留市駅 07/30特別な時間帯 私にとって早朝散策の醍醐味は、澄み切った空気に満ちたまちじゅうで出会うものを、起きたばかりの空っぽの頭で感知していくことである。虫の声だけが際立つ静かなまちでは、日中よりもしぜんと五感が研ぎ澄まされ、一つひとつの出会いに機敏に反応でき、じっくり向き合うことができた。自分の足で歩いて知った、活動する人たちや美しい景色などの、朝ならではのまちの表情。これらは五感まるごと記憶となって、将来、都留を鮮明に思い返すための自分なりのきっかけになるだろう。06:50 川棚 07/26ラジオ体操 ベンチで休んでいると、ラジオを持った女性がやってきた。この地区の育成会長である荻おぎののりこ野法子さん(48)であった。今からラジオ体操をやるということであったので参加させていただいた。身体がほぐれて、一日の始まりらしく元気が出てくる。 少子化で、参加人数がだんだん少なくなっているそう。06:30 仲町大神宮近くの公園 07/30中央3丁目

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