FN75号
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FIELD.NOTE46©2012『フィールド・ノート』編集部 乱丁・落丁の場合はお取り替え致します。編集部までお知らせください。FIELD ・ NOTE(フィールド・ノート)75号発行日:2012年12月28日発行部数:400部発行・編集:〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1都留文科大学コミュニケーションホール地下1階地域交流研究センターフィールド・ミュージアム部門 『フィールド・ノート』編集部E-mail:field-1@tsuru.ac.jp発行人北垣憲仁〔38-39〕統括編集者西教生〔21〕編集長香西恵〔22-23,46-47〕牛丸景太〔18-19〕前澤志依〔4-5,42-44〕副編集長深澤加奈〔36-37〕編集大澤かおり〔6-7,14-15,40-41〕小佐野めぐみ〔2-3〕﨑田史浩〔26-27〕平井のぞ実 〔34-35〕藤森美紀〔10-11〕持田睦乃〔1,48〕鈴木陽花〔16-17〕椛澤碧〔24-25〕石山惇大〔45〕海賀沙也佳〔30-31〕三枝弥生〔32-33〕別符沙都樹〔8-9〕細矢芽〔12-13,20〕細矢萌〔28-29〕ロゴデザイン工藤真純10周年ロゴデザイン石川あすか〔 〕は編集担当ページno. 75 Dec.後記編集十月に入ってから何度か都留市の外に出る機会があり、戻ってくるたびに肌をさす風がだんだんと冷たくなっていくのを感じた。そのたびに厚い布団を引っ張り出さなくては、コタツを出すべきだろうかなどと考えをめぐらす。結局使わなかった扇風機を実家から運んできたのはついこのあいだのようなのに、季節は着々と移り変わっているようだ。時の経過のはやさが惜しいような、新しい季節の到来が嬉しいような気持ちで、冬を迎える準備を進める。         (別符沙都樹)周りに溢れる人、また人。10周年企画の取材に同行し、東京の人ごみのなかをはじめて自分の足で歩きました。帰ってくると改めて都留に流れる時間の穏やかさに気付かされます。気さくに話しかけてくれるおじさん、おばさん。紅葉していく木々が窓から見える教室。時たま授業で 都心から通ってくる先生に「都留の学生はもっと都会を知らなきゃだめだ」と言われます。たしかにそれは私たちが社会人になっていくうえで必要な経験です。でも畑と山と川とに囲まれたこの静かなまちで大学生活を送ることができて、私はやっぱりここに来てよかったなと感じるのです。     (深澤加奈)年末、「今年は良いことなかったなあ。よし、来年こそは」と意気込んで新年を迎える。毎年のことである。絶対に良いことはあったはずなのに、思い浮かぶのは思い出すには苦いことばかりだ。昔を振り返ると、どうしても嫌なことばかりが出てきてしまう。だが、今年は、良いことも思い出そう。「来年こそは」よりも「来年も良いことがあるはず」と思う方が、新年がより良い年になると思うのだ。       (三枝弥生)FIELD.NOTE

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