FN76号
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45 2月2日、本学にて地域交流研究センター主催の、地域交流研究フォーラムが開かれました。今回は「フィールド・ノート10周年からみえる未来」というテーマです。卒業生や市内外の読者とともに、編集部員がパネラーとして発言し、フォーラムに参加くださった地域のかたにも、ご意見をいただきました。 これまで毎号ごとに冊子に対する反省をすることはあっても、活動全体を客観的に振り返る時間はあまり設けてきませんでした。このフォーラムを通して、私たちと読者のかたがたとのあいだで『フィールド・ノート』に対する思いを共有することができました。編集部員の感想とともに、フォーラムのようすをご紹介します。パネラーの思いにふれて 編集部に入ってまだ1年足らず。今回のフォーラムは、私自身が『フィールド・ノート』そのものをよく知り、考える機会となりました。 パネラーのかたがたのお話を聞き、10年という積み重ねがあっての今であること、また、7人のパネラーに『フィールド・ノート』を読んだり関わったりしての感想、これからに期待することについて発言をしてもらいました号(75号)までの冊子、都留市内で作られてきたミニコミ誌などが展示されました。おすすめ記事のパネルは編集部員の手作りです。パネルには小さな紹介メッセージも添え、記事のみどころをそれぞれアピールしました。 フォーラム開始前と途中休憩の時間には、参加者のかたがたが展示物をしげしげと読んでいたり、じっさいに資料を手に取ったりする姿が見られました。展示物について語り合う声も聞こえてきました。準備をした側の私たちも皆さんと一緒になって展示物を眺め、視覚から10年の歩みを確かめることができました。    (深澤加奈)自身を『フィールド・ノート』ファンと称し、毎号楽しみにしてくださっている読者のかたがたがいることを知りました。『フィールド・ノート』がいろいろなかたの努力や支えのなかで作り上げられ、そして今も作られている、ずっしりとした重みのある冊子なのだということを実感しました。書き手の一人として、読者のかたの存在を意識しつつ、今まで以上に自分が納得できるものを書いていきたいと思います。          (鈴木陽花)展示物から見る10年の歩み フォーラム会場には、現編集部員が選んだおすすめ記事のパネルや、0号から最新これまでの記事をパネルとして紹介域交流研究フォーラム今回のフォーラムのようすは、『地域交流センター通信』23号にも詳しく掲載されます。そちらもぜひご覧ください。------------------------地

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