FN77号
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no. 77 Jun. 20131013:19禾生駅を目指して地形図を確認する。いよいよ下山開始だ1213:21下山しはじめてすぐはジグザグの道がしばらく続いた13:42道が狭く、急な傾斜になっているためロープを握って歩く。滑りやすいので、足元に注意3高川山の山頂から見た景色。写真中央にあるのが本学周辺。右には富士山が見える地形図で見る今回のルート。2万5千分の1地形図(国土地理院、平成7年6月1日発行)を使ったさいに自分の目でまち全体を見ると、本当に山間に民家が密集して都留のまちが成り立っているのを実感した。 山頂からの景色を一望したところで、地形図を広げて再び都留のまちを見下ろす。地形図と照らし合わせて、あの辺はどこの地域か、都留文科大学はどこにあるかなどを確かめた。ただ眺めているだけでは、自分が見ている地域の名前もわからなかったし、大学を見つけることもできなかった。地形図と比較しながらまちを見ることで、そういったところまでも見えるようになった。いつも私たちはこの景色の一部にいるのかと思うと、見下ろしているのが不思議な感じだ。地形図と向き合えば 高川山には、山頂までのわかりやすい道があるので、地図全般を見なくても登りやすいだろう。それを今回は、地形図を最初から最後までじっくり見て、確認しながら進んだ。

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