FN77号
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no. 77 Jun. 201346©2013『フィールド・ノート』編集部 乱丁・落丁の場合はお取り替え致します。編集部までお知らせください。FIELD ・ NOTE(フィールド・ノート)77号発行日:2013年6月21日発行部数:2500部発行・編集:〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1都留文科大学コミュニケーションホール地下1階地域交流研究センターフィールド・ミュージアム部門 『フィールド・ノート』編集部E-mail:field-1@tsuru.ac.jpバックナンバーは都留文科大学コミュニケーションホール地下1階の地域交流研究センターにありますので気軽にいらしてください。発行人北垣憲仁〔26-29〕統括編集者西教生〔6-7,30-31〕編集長牛丸景太〔4-5,12-13,18-22,42-43〕前澤志依〔8-13,38-41〕副編集長深澤加奈〔2-3,12-17,23〕別符沙都樹〔1,34-35,48〕編集鈴木陽花〔24-25,44-45〕砂田真宏〔32-33,46-47〕編集補助廣瀬はづ紀伊藤瑠依加藤萌香金原由佳川田陽香舟田早帆森本楓ロゴデザイン工藤真純〔 〕は編集担当ページno. 77 Jun.えひめが私のふるさとです。つい先日、本学附属図書館の階段で地元の方言を聞きました。ほんの少しだけ聞こえた「松山空港」という言葉からも、愛媛県出身の人もしくは愛媛にゆかりのある人なのだろうと思います。都留へ来てほとんど聞くことのなかった愛媛の方言が何だか懐かしく、ふるさとを思い出しました。こんなにも方言を聞いてうれしくなったのは初めてです。次に帰省するのは7月の終わりころでしょうか。また違った思いで方言が聞けそうです。(砂田真宏)うす暗くなってくるころにアパートへの道を歩いていると、どこからか晩ごはんの匂いがしてきます。そういうときにふっと、実家を思い出します。一人暮らしを始めて、毎日3食用意してもらえる有り難さを知りました。ちゃんと食事をとらない日があると、母を思い出して後ろめたくなってしまうのは、きっといいことなんですね。料理の腕は相変わらず上がりませんが、自分の健康は自分で気に掛けられている私です。              (深澤加奈) たくさんの花がつぼみをほころばせる春、通学途中に鮮やかな赤紫が目に留まりました。ぼたんの花です。実家の庭にもあるぼたんが大好きで、枝がしなるほどの大輪を咲かせる日を、毎年祖母と一緒につぼみの数をかぞえながら指折り待っていました。今年は開花の時期に帰省できず、親に送ってもらった写真でしかぼたんを見られませんでした。それが何だか物足りなくて、来年こそは見てやるぞと今から決心しています。 (別符沙都樹)編集後記ふるさとを思い出すとき

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