FN78号
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都留文科大学法泉寺富士急行線滝下浄水場田原神社田原の滝自得院永寿院柄杓流川桂川小篠神社とおかいちばつるぶんかだいがくまえ中央自動車道no. 78 Aug. 201336 一本の道をじっくり歩きながら、土地の歴史や民俗を探求する。それが、「富士道を歩く会」だ。昨年5月に大月市を出発し、目指すは富士吉田市の「北口本宮冨士浅間神社」。毎回3時間ほどを目安に、案内役の都留市郷土研究会の皆さんと古道を辿っていく。 第9回(4月29日)は谷村の法泉寺から滝下浄水場を経て田原神社および田原の滝の上流部へ。第10回(5月25日)は佐さえき伯橋から十日市場の街なかを抜け、小篠神社から永寿院へ。第11回(6月22日)は十日市場から夏狩を経て、東桂にある宝鏡寺までを歩いた。ときに大きく寄り道しながら、ゆっくりと進んだ三回分の旅の記録。をく2013富士山に近づくにつれ標高が高くなる。法泉寺前から田原の滝に向かう旧道は、緩やかな坂道がつづく法泉寺門前にある萬霊等(塔)。正面には「萬霊等」と刻まれ、右側面には「萬」「霊」「等」の字が、それぞれ一部だけ彫られている。彫り途中でやめたのか、それとも別の意味があるのか。いまだに分かっていない謎だそうだ谷村から十日市場夏狩から東桂田原の滝(左)とその滝口(上)。昔は滝よりも上流に橋があったが、下へ下へと架け替えられ、現在の佐伯橋にいたる

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