FN78号
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熊太郎稲荷神社長慶寺十二天神社太郎・次郎滝八面神社身禄堂宝鏡寺耕雲院ひがしかつら国道139号線おいしがね37通り雨に遭い、身禄堂を管理する耕雲院で雨宿り。お堂のなかで雨がやむのを待ち、宝鏡寺へ富士道 旅録【屋根のかたちと装飾】富士道を歩くなかで、さまざまな寺社や民家に出会った。屋根のかたちは、その建物を知るうえで重要な注目ポイントだ。切妻、入母屋、寄棟……。郷土研究会の方々にさまざまな種類を教えていただいている。なかでも興味深いのが、民家の屋根のデザイン。かつて、格式あるとされた家には左写真のような装飾が取り付けられてきたという。上野原から西桂にかけて見られたが、最近では少なくなったそう。街で民家を見かけたら、屋根全体だけでなく軒下の装飾にも注目したくなる。民話の舞台、巨岩「おいしがね」。その昔富士山から飛んできたと伝わるが、じつは溶岩石ではないらしい。「おいし」と「おかね」という二人の姉妹にまつわる伝説があることから、本当は「おいしかね」だという人もいる上夏狩の氏神 十二天神社の北側にある、下夏狩の氏神 八面(やつおもて)神社。鳥居の形がほかとは異なる柄杓流川に落ちる太郎・次郎滝。太郎と次郎は伝説上の盗賊の名前『フィールド・ノート』編集部=文・写真
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