FN79号
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││2013年11月20日朝あさひ日曾そし雌にある大平の集落にやってきた。蛇行する道に沿って民家が点在し、谷底から山に向かって田畑が拓かれている。夕刻が近づき、どこからか煙が立ちのぼり始めた。風呂焚きだろうか、暖を取るのだろうか。煙は、山の木々から洩れくる陽射しを浴びて、時折あたたかな色を反射させた。

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