FN79号
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©2013『フィールド・ノート』編集部 乱丁・落丁の場合はお取り替え致します。編集部までお知らせください。FIELD ・ NOTE(フィールド・ノート)79号発行日:2013年12月21日発行部数:500部発行・編集:〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1都留文科大学コミュニケーションホール地下1階地域交流研究センターフィールド・ミュージアム部門 『フィールド・ノート』編集部E-mail:field-1@tsuru.ac.jpバックナンバーは都留文科大学コミュニケーションホール地下1階の地域交流研究センターにありますので気軽にいらしてください。〔 〕は編集担当ページ発行人北垣憲仁〔8-10,22-23〕統括編集者西教生〔11-13,28-29〕編集長牛丸景太〔2-3,16-17,30-31,42-43〕前澤志依〔6-7,32-33,40-41〕副編集長別符沙都樹〔20-23〕編集廣瀬はづ紀〔14-15〕伊藤瑠依〔34-36,46-47〕加藤萌香〔1,24-25,48〕金原由佳〔4-5,37-39〕舟田早帆〔26-27,44-45〕ロゴデザイン工藤真純つめたい「八ヶ岳おろし」が吹き荒れる故郷は、人家が少なく周囲に明かりがないので、夜空の星や月がきれいに見えます。そのため、いつしか夜空を見上げることが無意識のうちに習慣になっていました。星座が見たいという目的がとくにあるわけではありません。ただただ夜空に輝く月を見てはきれいだなとぼーっと眺めています。どこでもできることではありますが、故郷の夜空には、なんだかほっとするものがあります。   (廣瀬はづ紀)たのしく友人と話しながら学校のストーブにあたっていました。とくに昨年は受験もあり、友人とストーブの前で暖まりながら、問題を出し合うのが日課でした。私の高校は昔ながらのえんとつ付きの石油ストーブだったので、周辺しか暖まりません。だから自然とストーブの周りには人が集まってきました。つらい受験期をみんなで乗り越えた思い出は、今振り返ると、なつかしく、頑張ったなあと、あのころの日々を愛しく感じます。             (加藤萌香)こきょうの冬は、いつもイルミネーションとともに思い出されます。隣町に大きな植物園があって、そこが11月中旬ごろになると、色とりどりの電飾で飾られていくのです。植物園には、雪吊りされた木よりも電飾が飾られた木のほうが多いようでした。イルミネーションを見られるのは通学途中の電車のなかだけでしたが、増えていく光を見るのはなにより冬の楽しみでした。                         (金原由佳)no. 79 Dec.故郷での冬の過ごし方編集後記

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