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no. 80 Mar. 2014342009年1月から都留市川茂で見られるようになったオオバンのちの疑問に答えるメモ西教生(本学非常勤講師)=文・写真フィールドで見たものを記録に残すためにメモをします。メモは、当時のようすを後で振り返るためのもの。記録をたぐることで見えてくるものがあります。第23回②野外で生きものを観察しているとき、いろいろな記録を残そうとメモを取ります。いつ、どんな花が咲いていたとか、こんな木の実を見つけたとか。私の場合は、どこでどんな種類の鳥を見たのか、何羽ぐらいいて、どういう行動をとっていたのかをよくメモします。また、その生きものを見て、自分がどのように感じたのかも書いておきます。観察したことをもっと詳しく記述するときもありますが、このような簡単な記録でも残しておくと、後で振り返って調べることができます。当然のことながら、メモをしておかないと時間をさかのぼって記録にあたることはできません。 初めて訪れる場所では、ふだん見慣れた鳥についてもきちんと記録をするようにしています。土地勘のない場所は、いつも見ている鳥がふつうにいるのか、それとも稀にしか見られないものなのか、わからないからです。たとえば、都留市ではツバメは夏鳥ですが、沖縄県では渡りの時期にしか見られません。コムクドリは都留市では渡りの時期にしか観察できませんが、富士山麓では夏鳥です。サンコウチョウやサシバは本州で見られる鳥で

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