特別号HP用
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251900年に開業した都留馬車鉄道の切符だ。都留馬車鉄道は現在の下しもよしだ吉田付近から山梨県と靜岡県の県境付近にある籠かごさか坂峠まで運行したのち、西にしかつら桂村まで路線を延長している。どちらも現在の都留市の範囲とは少しことなっている。特別乗車券戦前1903年に現在の大月から三つ峠付近までで開業した、富士馬車鉄道の時刻表だ。これをみると、現在では電車で20分ほどの大月から谷村間を1時間半ほどかけて走っている。それでも、人びとは電車ができたことを喜んだのだろう。山麓電車発着時刻表1929(昭和4)軌道上を馬が引く、いわゆる「テト馬車」の写真である。富士馬車鉄道、都留馬車鉄道、御殿場馬車鉄道の3社によって、1903年に大月から御殿場までがテト馬車でつながった。ただし、軌道の間隔がことなっていたため、それぞれで乗り換えていたようだ。軌道会社機関車戦前古写真に残る鉄道の記録

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