特別号HP用
51/52

編集後記私と都留のけーきとお惣菜を買って集まろう。今日は一緒にご飯を食べよう。嬉しいことを共有したいとき、アイディアをもらいたいとき、小さなパーティーを開催します。編集部の同期の阿部と髙橋とも集まることが多く、深夜まで話し込むこともありました。全員が近くに住んでいるからできたのでしょう。本学の周りには多くの学生が一人暮らしをしています。さすがに「お醤油が切れたから貸して」という漫画のような場面に遭遇したことはありませんが、支え合いながら暮らしています。学生を気にかけてくださる市民のかたも多く、親しげに話しかけてくれます。人と人との距離が近い、あたたかな雰囲気の都留が大好きです。(佐藤優美)しかたないよね、コロナだし。大学生活のスタートは画面に並ぶ同級生の名前を見ながらの授業でした。思い描いていた大学生活ではなかったかもしれないけど、「しかたない」で終わらせるつもりはなかった。大好きなコンサートや舞台もたくさん見た。旅行にだって行けたし、飲みすぎて二日酔いのままバイトに行くことだってあった。そしてなにより4年間、編集部で活動したことが、私の忘れられない思い出だ。ほかの文大生より、ちょっとだけ都留に詳しくなれたかな。決して上手ではなかったけれど、続けてきたことが私の誇りです。隣で一緒に頑張った佐藤と髙橋にとびきりの敬意と感謝をこめて。(阿部くるみ)きになった場所へ、時にはきまぐれに、都留をたくさん歩いた4年間でした。おいしいご飯のお店、ちょこんと見える富士山、坂の上で都留を一望した風景は、編集部の同期と歩いて見つけたものです。はじめての場所へ行ったときはあかりがぽっと灯るようにその場所のことをわかった気がしていました。何度も行くようになった今では、あの時話したこと、笑い合ったことが浮かびあがってきます。なにげないまちの風景も不変ではないことを、この号を通して学びました。都留が変わりつづけても、はじめてのまちを自分の足で歩くことで、少しずつ自分の思い出が詰まったまちになった感覚は、ずっと覚えていると思います。(髙橋杏佳)〔 〕は編集担当ページロゴデザイン工藤真純FIELD ・ NOTE (フィールド・ノート) 特別号発行日:2024年3月19日発行部数:1000部発行・編集:〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1都留文科大学地域交流研究センター『フィールド・ノート』編集部E-mail:fieldnote.2020@gmail.comバックナンバーは都留文科大学地域交流研究センターにありますので気軽にいらしてください。発行人北垣憲仁〔9,35,45-47〕統括編集者西教生〔8,42,43〕編集長阿部くるみ〔1-52〕髙橋杏佳〔1-52〕佐藤優美〔1-52〕編集浅井祐音〔16〕原優希〔12,44〕原口桜子〔37,39〕村井開〔7〕渡邊結佳〔19,41〕印南響〔23,34〕北原日々希〔33,36〕高橋美唯〔17,20〕谷上碧〔21〕根本菜桜〔11,28〕久永奈央〔26,29〕横山幸乃〔13〕青木宏樹〔10,18,27,32,38,47〕表紙写真奥隆之写真コレクションより、都留市街地と富士山を収めた航空写真です。富士山の近さが感じられる一枚になっています。市内を歩いているときに富士山がひょっこり見えると、なんだか得した気持ちになります。(撮影日:不明)特別号51

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る