学報139号
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「ぷらっとはうす」は、地域社会学科鈴木健大准教授のオープンゼミとして、富士急行谷村町駅舎を活用した中心市街地活性化プロジェクトの最初の取組です。メンバーは現在26人、駅舎内でかつて社員が住み込んでいた六畳二間のスペースを借りて、地域の小中学生・高校生の居場所作りを昨年12月から毎週水・木曜日の夕方に実施しています。キックオフとして、富士急行、早馬町内会、都留市役所、生涯活躍のまち・つるのみなさんと駅やその周辺の大掃除をしました。普段は、「朝活」と称し、1限前に学食に集まってミーティングや準備をしています。名前の “ぷらっと”には地域の皆さんに「ぷらっと」来てほしい、駅にあることから乗降場の意味を表すプラットフォームの「ぷらっと」、そしてまちづくりの「プラット」フォームにしていこうという意味が込められています。 「ぷらっとはうす」で子どもたちは、大学生に宿題を教えてもらったり、大学生と一緒に絵を描いたり、トランプやUNOをしたり、恋バナをしたり…とそれぞれ好きに過ごしています。私たち大学生は、保護者が帰宅するまでの放課後の隙間の時間を子どもたちが安心して楽しく過ごせるように工夫しています。 また、土日を利用して地域の皆さんと一緒にイベントも行っています。1月は都留市エコハウスで「新春餅つき大会」を開催し、たくさんの方にお越しいただきました。最近ではあまり目にすることのない餅つきに最初は子どもたちは少し怖そうに遠まきに見ていましたが、最後はみんな楽しそうに餅をついていました。次回のイベントは、4月の予定です。 まだまだ私たちの活動は始まったばかりで、走りながら考えている状態です。ほとんどのメンバーが山梨県出身ではないため山梨の文化、ましてや都留の文化は分からないところからスタートしました。ですが地域の方々のご協力もあり、「ひいち」を一緒に作らせてもらうなど、都留の文化に触れる機会を頂いています。ありがたい限りです。若いパワーで貢献していきたいと思っています。「ぷらっとはうす」をよろしくお願いいたします。 都留文科大学では、平成30年2月に発足された「首都圏都留市会」と連携を模索する中、都留市出身の方が神奈川県と東京都で経営している洋菓子店「パティスリー アノー」と企画を練り、都留文科大学のロゴが入ったお菓子を商品化することになりました。 この商品は都留市内の店舗「café sowers」で、1月下旬から販売を開始しております。販売については、「café sowers」のTwitter(ツイッター)アカウントでご確認ください。また、今後はオンラインショップなどでの販売も検討しています。文大オリジナル商品ツルブンチョコサンド地域と学生を結ぶ「ぷらっとはうす」教養学部地域社会学科1年 野口裕太・島田千聡・福元健之キックオフの大掃除の日に▲子どもたちの 様子▼餅つきの 様子平成30年12月23日(日)、元学長 大田 堯氏がご逝去されました。ここに先生の生前の御功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。訃報39都留文科大学報 第139号
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