学報139号
40/40

都留文科大学広報委員会都留文科大学報 第139号 2019年3月8日発行古川裕佳(委員長)・日向良和(副委員長)・新保祐司(担当副学長)・水口潔・鈴木健大・ハウエルエバンス・志村三代子・ヨハンノルドストロム・山口博史・小林泰憲(経営企画課長補佐)・清水友美子(企画広報担当)・関戸聡子(企画広報担当)〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1☎0554-43-4341 URL:http://www.tsuru.ac.jp/らゲームを収集する形になっていないが、私は少なくとも日本においてはゲームが現代文化の重要な位置を占めており、デジタルを含めて図書館で収集すべきと考えている。そんな取り組みの嚆矢に本書がなっていただくことをねがう。 昨年10月に国立国会図書館井上さん、元公共図書館司書の高倉さんと共著で「図書館とゲーム ーイベントから収集へー」を上梓させていただいた。日本図書館協会の関係各位、何より共著者の井上さん、高倉さんの熱意で挑戦的とも言える本が図書館の専門書シリーズとはいえ出版できたことに喜びを禁じえない。改めて感謝申し上げたい。 さて、本書のテーマについて、私は副題に込めたつもりである。2017年度頃より日本の図書館でも「ゲーム」を遊ぶイベントが各地で行われるようになった。本書を参照していただければ理解いただけるが、いきなり始まった訳ではなく、海外からの事例紹介としては、アメリカでは、アメリカ図書館協会がInternational Games weekというイベントを毎年開催している。 現況日本ではアナログのボードゲーム中心で、ゲームは私物持ち込みがほとんどであり、図書館資料費か図書館にゲーム?共通教育 准教授日向 良和『鏡花人形 文豪泉鏡花+球体関節人形』吉田 良・野口哲也 編著2018年6月発行河出書房新社◇のぐち てつや 国文学科 教授学びの質を高める! ICTで変える国語授業―基礎スキル&活用ガイドブック― 単行本 野中 潤 著、 編集2019年2月7日発行明治図書◇のなか じゅん 国文学科 教授『3・1独立万歳運動と植民地支配体制 ―3・1運動100周年韓日共同研究―』李 泰鎮・笹川紀勝 編集2019年2月発行ソウル、知識産業社 ◇ぴょん よんほ比較文化学科 教授ぶんいだ堂

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る