都留文科大学学報(最終)【Web差し替え(R7
16/50
4年間の学びと御礼国文学科 岩切 保乃嘉 私が所属していた国文学科の大半の学生は、好きなものや目標に対して、大変な熱量をもっています。おそらくですが、この4年間、目標に向かって多くのことを身に着け、私生活でも様々なことに挑戦したり、息抜きをしたり、充実した日々を過ごされたことと思います。入学当初、大した目標もなく、やる気もなかった私ですが、他学生の熱意ある姿勢に影響を受け、様々なことに挑戦することができました。講義や部活動、資格の取得、大人のする遊びやアルバイトなど、頑張ったつもりでした。しかし、卒業間際に、何もかも中途半端にしてしまっていたことに気付かされました。この反省を活かして、社会人生活では明確な目標をもってまともにやっていこうと思えました。 私は本当に駄目な大学生で、支えてくださる方々がいなければ卒業できませんでした。講義内で一緒に意見交換や作業を行った皆さん、私生活でお世話になった皆さん、講義でお世話になった先生方、手続きでお世話になった事務員の方々に、この場を借りて、感謝申し上げます。皆様のおかげで、中途半端なりに、充実した学生生活を送ることができました。 都留文科大学と皆様の益々の発展を祈念して、旅立つ言葉といたします。旅立つことば三十三間堂の通し矢162023年3月6日(月)
元のページ
../index.html#16