都留文科大学学報(最終)【Web差し替え(R7
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変化に富んだ大学生活国際教育学科 サベッジ 太陽ジョゼフ 都留文科大学の国際教育学科での4年間は、交換留学生との交流や、IB校での実習など、私に様々な人との出会いや学び、私の強みを活かせる場を提供してくれました。私はその中で、有意義な時間を過ごし、知識とスキルを身につけて人として大きく成長することができたと思います。その一方で、コロナ禍で留学が無くなったり、授業の大半がオンラインになり学びの実感が減ったりと、良いことばかりではありませんでした。しかし、そのような辛い時間も、自分自身と向き合い、自分のことを理解する良い機会となりました。今思えば全ての時間が掛け替えのない貴重なもので、この時間があったからこそ今の新たな自分を形成することができたと思います。卒業後、私はイギリスの大学院に進学しますが、そこでもさらに多くの出会いと学び、そして多様な経験を積むことでまた一回り成長したいと考えています。 最後に、この4年間私を支えてくれた家族、常に背中を押し続けてくれたヨハン先生をはじめとする国際教育学科の先生方、最高の日々を共に過ごした友人たちなど、私と関わってくれた全ての人々にこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。出会いに感謝学校教育学科 矢島 伸悟 「俺は教員になる!」そんな熱い想いを胸にこの都留の地に足を踏み入れて早4年、たくさんの出会いに恵まれました。特に入学式後の宿泊オリエンテーションで同室になった人達と、東京から一緒に通学してくれた人達とはたくさんの楽しい思い出を作りました。彼ら彼女らは私の心の支えであり、卒業しても絶対に忘れることのない、かけがえのない友人です。そんな友人たちと語り合い、学び合い、高め合う大学生活を送るはずだったのですが、新型コロナ禍により叶いませんでした。 しかし、このコロナ禍で自分と向き合う時間を作ることができました。一人で考えることで友達の大切さ、対面で学ぶことの喜び、語り合うことの楽しさ等、当たり前のことの有り難さを身に染みて感じたことは、私にとってプラスになったと思います。ゼミは学校社会学ゼミでした。ゼミの活動で小規校に赴き、小学校と地域の密着した学校行事のお手伝いをしました。この経験を活かして、子ども達の拠り所になるクラスをつくること、そして、学校が地域の方々から支えられていることを忘れないようにしたいと思います。 都留文科大学で過ごした4年間は最高でした。この先に待つ出会いを楽しみに、春からの教員人生頑張っていきます。交換留学生と学科の仲間と共に都留でできた友人と182023年3月6日(月)

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