都留文科大学学報(最終)【Web差し替え(R7
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12月3日(土)に地域交流研究センター長の北垣憲仁教授による子ども公開講座「自然とのふれあい」が開催されました。この講座は都留市教育委員会の「放課後子ども教室」事業と連携して開催されるもので、今回は小学生全学年を対象に本学キャンパスやその周辺の遊歩道などにある動植物などについて解説し散策しました。 北垣教授が子どもたちを先導する中で、木の実や香りのする木、昆虫の卵などを説明しながら探索し、身近な自然の中にある動物の痕跡、昆虫の卵、花の種など新たな発見を体験することとなりました。また、散策後には、拾い集めた木の実を使い本学4号館のセンター内で「どんぐりのコマ」づくりに挑戦し、子どもたちからはうまく回るたびに歓声が上がっていました。子どもたちには身近な自然に触れ合う中で、自然科学的な視点から教養を深める講座となりました。 今年度最後となる本学地域交流研究センター北垣憲仁教授の「ムササビ観察会」が11月19日(土)午後4時から開催されました。この市民公開講座は今年度5回目となりますが、新型コロナ感染症対策のため定員制を設けたために、上限人数の14名の参加者となりました。 当観察会は本学「環境Esdプログラム」の実習にも組み込まれており、本学の学生たちが1ヶ月以上前から観察の段取りや観察ポイントの説明などを準備し、開催当日も観察会の進行や参加者の観察補助を行いました。 今回の観察会は晩秋の時期となったため、ムササビの活動も鈍化傾向で夏場より飛行回数も少なかったものの、なんとかムササビの飛ぶ姿や鳴き声を観察することができ、巣穴から木に登り飛び立つムササビに参加者の皆さんからも歓喜の声が上がりました。 観察会終了後には、地域交流研究センターのムササビ缶バッジなどをプレゼントするなど来年度の開催にむけた告知も行いまいた。子ども公開講座「自然とのふれあい」を開催市民公開講座「ムササビ観察会」開催文大だよりどんぐりのコマづくりの説明文大の裏山での木の実の説明参加者でムササビのフンを探す参加者への記念品45都留文科大学報 第151号
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