都留文科大学学報(第152号)
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本年度、教職支援センターに着任した阿部真一です。THMCはとてもきれいで、4階の窓から見る景色は、校舎が緑に囲まれていて素晴らしいです。また、朝早くから夜遅くまで、コモンズや教室で授業以外にも学習に励んでいる学生の姿に毎日感動しています。 私は、40年間東京の中学校教師として働いてきました。教員生活はとても多忙でしたが、私は、生徒たちからたくさんの感動と喜び、充実感を得ることができました。 最近、教員の志願者が減少し、教員が不足しています。都留文科大学は、教育フィールド研究や教職実践ゼミ等、教育現場を実践的に学ぶ環境が充実しています。4月の短い期間でしたが、教員採用試験に向けての不安感、教師になって生徒を注意できるだろうか、教育実習に向けて等、様々な相談を受けてきました。「個別相談」活動を充実させ、私は、学生の悩みや漠然とした不安等の相談に真摯に向き合い、少しでも解決できるよう相談に応えていきたいと思います。教師という仕事が、他の仕事にはない素晴らしさがたくさんあることを伝え、多くの学生が教職の道をめざすよう力をそそぎたいと思います。 教職支援センターに着任しました。羽田静香と申します。どうぞ宜しくお願い致します。 私は山梨県公立中学校教員として勤務し、教員生活の後半には都留市内の小中学校に管理職として勤務をしていました。ですので都留文科大学の学生の皆さんとは、教育実習の指導やSAT活動等を通して、これまでも接する機会を得てきました。 教職を志す学生の皆さんにとっては、大学での専門的な理論を中心とした学びとともに、学校現場での学外活動は実践力をつける貴重な学びであると感じています。 都留文科大学には、教育フィールド研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの授業を通して、段階的に児童・生徒とのコミュニケーションや現場での指導を体験することが出来る素晴らしいカリキュラムが用意されています。 未来を担う子どもたちを育てる教師は、とても尊く魅力に溢れた職業です。全国から本学に集い教師を目指す学生の皆さんの力になれるよう、教職経験を活かし皆さんの疑問や不安に寄り添うとともに、更に「不易流行」を意識して私自身も学び続けながら、より良い指導に当たっていきたいと思っています。 今年度より「教職支援センター」は新棟THMC4階に移転しました。とても素晴らしい環境ですので、是非とも気軽に来室してください。教職支援センター 特任准教授 阿部 真一教職支援センター 特任講師 羽田 静香以前、在職していた中学校の授業風景です。中学校での国語の授業風景小グループを活用した表現活動の授業着任のごあいさつ着任のご挨拶15都留文科大学報 第152号

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