都留文科大学学報(第152号)
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令和5年3月21日(火)、午前11時30分から都の杜うぐいすホールにて、令和4年度都留文科大学卒業証書・学位記授与式を開催いたしました。当日は、3月のうららかな日差しが心地よく感じられるなか802名(学部、専攻科、大学院を含む)がそれぞれの道へ旅立ちました。 藤田学長は祝辞で、「都留文科大学での4 年間の学びと全国各地から集った仲間や教職員との語らい・活動や切磋琢磨した経験とその成果を心に刻み、自信と誇りと夢を持ち続け、豊かな人生と生活を切り拓き、元気に楽しく過ごされていくことを願い期待しています。」と述べられました。 卒業生代表の山﨑彩桜さん(学校教育学科)は卒業生のことばとして、「4年間を通して素敵な教授の方々や友人に助けられ、支えられて、この日を迎えました。新型コロナウイルス感染症によって変えられてしまった日常は、少しずつ今までの世界に戻りつつあります。その一方で、今の社会は予測困難な社会であると言われており、私たちはそのような世の中に一歩踏み出していかなければなりません。私たちはまだ、荒削りの原石です。磨かれて輝くまで時間がかかってしまうかもしれません。それでも、いつか輝くことができるように、困ったときは大学生活で出会った人々に頼り、大学生活で学んだことを信じて、社会を生き抜いていくために覚悟を持って日々励んでいきたいと思います。」と力強く語られました。 合唱団と吹奏楽部の学生による学生歌「花のかげ」、愛唱歌「都留はuniverse」の演奏で式は終了しましたが、最後まで集合写真を撮り合うなど、別れを惜しむ卒業生の姿が見られました。令和4年度 都留文科大学卒業証書・学位記授与式25都留文科大学報 第152号
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