都留文科大学学報(第152号)
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 次の3名の教員に対し、これまでの研究活動並びに学内活動などの功績を称え、名誉教授の称号を授与いたしました。藤田 英典 教授 前学長・前副理事長 2020年に着任して以来、2023年まで学長をつとめられ、学長在任中には、本学が抱えていた様々な課題解決に尽力されました。世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、長期の全学休校や対面授業の休止等、大学運営そのものの危機の中、学内における感染症対策本部を設置し、難局を乗り越えてこられました。また、将来構想検討委員会を設置し、2024年4月からの学部学科改編への筋道を設けたことなど、本学の新たな発展を期した整備を精力的に進められました。佐藤 隆 教授 学校教育学科 26年間にわたり本学の教員としてつとめられました。この間、初等教育学科主任(学科長)をはじめ、教育実習指導委員会委員長、専攻科委員長、ジェンダー研究プログラム運営委員会委員長などをつとめられるなど、学科のみならず本学の運営に多大な貢献をされました。また、GP採択や黎明期におけるSAT活動、SFUプログラムなど、教育、地域貢献においても秀でた功績を残され、その人柄や真摯な勤務の様子は教員の模範となりました。鈴木 武晴 教授 国文学科 28年間にわたって本学の教員をつとめられました。国文学科主任(現学科長)、大学院文学研究科専攻主任、大学院文学研究科入試委員長、学長補佐などの要職を歴任し、大学院文学研究科修士課程開設、独立行政法人化、学科増設や教養学部設置に伴う学部学科の再編などに多大な貢献をされました。また、各学会の役職をつとめながら、地域での講演活動を通じて社会貢献活動にも尽力されました。本学発展のため多大な貢献を賜り、誠に有難うございました。名誉教授の称号授与27都留文科大学報 第152号

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