都留文科大学学報(第152号)
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5月20日(土)に本学で春季オープンキャンパスを実施いたしました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が5月8日に廃止された後でのイベント実施となりました。対面とオンラインの併用という従前からの試みは残しつつも、対面を基本に開催できましたことは大変喜ばしく思います。というのも、私が常日頃より強く感じることではありますが、本学の学生は真面目でホスピテリティがあり、かつ勉学の面においても積極的であるという特徴があります。これは本学が自信を持って胸を張れる事であり、多くの教員が感じているところです。このような学生が全国から集まってきているという事こそが、オープンキャンパスへ来場された方々へ伝えたい事の1つでもありました。 そのため、事後アンケートにおいて学生対応にお褒めの言葉を頂けた回答が多かったことは大変嬉しく思います。スタッフ対応につきましても95%以上の方が「良かった」と回答してくださっており、「悪い」という評価が1つも無かったことは大変ありがたく思います。特に今年は新校舎THMCが会場として加わり、歴史と新しさを兼ね備えた本学の良さも感じて頂けたように思います。 オープンキャンパスへは、保護者の方を含めまして来場型が710名、オンライン型が216名の合計926名でした。人気イベントであるキャンパスツアーには303名の参加がありました。諸資格の説明会へは209名の参加があり、卒業後やカリキュラムをしっかりと見据えた上で参加してくださった方が多かった事と推察します。特に、留学説明会へ 68名の参加があり、英文学科の特別講義や学生による英語劇にも多くの来場者があったことから、海外留学志向の高まりを感じました。 事後のアンケート結果では、参加者の8割近くの方が高校3年生との回答でした。また大学卒業後の進路希望については 3割5分が教員志望、3割弱が公務員を志望しているとの結果でした。本学は教育系に強いというだけでなく、他大学に比べて公務員になる割合も非常に高いという特色があります。学科の個別相談などを通して志望動機が高まったという感想が多かったように見受けられました。高校2年生以下で参加してくださった方のうち、半数以上が本学を第1志望と回答して下さっており、大学進学という将来に向けた意思決定に役立ったのではないでしょうか。 最後になりますが、春季オープンキャンパスの準備・運営に快くご尽力いただきました、教職員・学生スタッフ・広報委員会の皆様、本当にありがとうございました。 夏季におきましても、本学の魅力を伝えるべく、引き続きよろしくお願いいたします。(広報委員長 吉岡 卓)春春季オープンキャンパス実施報告季オープンキャンパス実施報告29都留文科大学報 第152号
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