学報154号
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文大だより国際教育学科受け入れ留学生(T-SAP生)の修了式就活支援イベント開催全国から多くの企業が参加2018年度に開始された国際教育学科の交換留学プログラム(T-SAP; Tsuru Study Abroad Program)で来日していた19名の留学生が全員無事にプログラムを修了することを祝し、加藤敦子学長のもと、12月18日に修了式を開催しました。19名のうち、9名はデンマークの大学(KP, UCSYD, UCN)、8名はスウェーデンの大学(Uppsala University)、2名はベルギーの大学(VIVES, PXL)、1名はフィンランドの大学(Åbo Academy)から本学に派遣された留学生たちです。留学生たちは、国際教育学科専門科目を中心にそれぞれ10科目ずつ授業を履修し、本学学生と学びを共有しました。修了式では留学生代表のDjordje Olsen(KP)より、留学生を受け入れてくれた都留文科大学、留学生の履修を許可してくれた各科目担当教員、そして様々なサポートをしてくれたインターナショナル・コーディネーターをはじめとする教職員への感謝の言葉が語られました。国際教育学科がT-SAP留学生を受け入れるのは今回が6期目。この他にも今年度、日本の学校にて英語で教育実習を行うことのみを目的に来日する留学生も5名受け入れました。教員養成大学でスタートした本学ですが、今は半数以上の学生が一般企業に就職しています。就職先も全国津々浦々、業界も多岐にわたります。採用や選考の過程でひとたび縁が生まれた企業からは、多くの人が想像する以上に、企業人材として高い評価を得ています。ただ過去には、どうしても知名度が低く、「つる」と読んでもらえず「とどめ?」「とる?」などと言われがっかりしたというケースもありました。今年も縁ある企業の方々を招く就活イベントが、3年生の就活が本格化する3月を前に開催されました。2月5日の大手化粧品メーカーによる「身だしなみ・メイクセミナー」を皮切りに、2月6日には山梨・静岡の企業18団体を招いた合同セミナー、7日~9日は卒業生が活躍する全国区の企業27社参加の合同セミナー、14日と15日には全国各地からUIターンを支援する県や支援団体を招くイベントも行われました。対面式で予定されていたイベントが、大雪の為に急遽オンラインに変更など混乱もありましたが、延べ人数で100名を超える学生が参加。熱心にメモをする学生も多く、質疑応答などで相互理解を深める良い機会となりました。参加した学生からは、「就職活動での適切な身だしなみ、メイクの方法を学ぶことができてとても勉強になった。」「参加企業の人事部の方が分かりやすく説明してくださり、質問にも詳しく回答してくださった。参加して有意義な時間を過ごせた。」「地元の企業について詳しく知ることができてよかった。」などの声がありました。キャリア支援センター49都留文科大学報 第154号

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