大学報155
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 国際交流センターでは今年度前期、アメリカのセント・ノーバート大学、オーストラリアのタスマニア大学、中国の上海外国語大学、韓国の韓国外国語大学校のそれぞれから1名ずつ、計4名の交換留学生を受け入れました。4月17日には学長室を訪問し、自己紹介と都留での留学に対する抱負を語りました。 長年日本語を学んだ後、念願の初の渡日であり毎日を充実させたいという学生、主専攻である日本語はもちろん、自身の大学で専攻している国際関係や日本の外交などの学びも深めたいという学生、すでに都留文科大学の部活動に参加し日本人学生との交流を楽しんでいる学生など、それぞれが目標や夢を持ち都留で学んでいきます。 加藤学長からは、富士山に近い自然豊かな環境に囲まれ、地域の人とも近しいという特性のある都留文科大学ならではの学びをしてもらいたい、日本人の学生や地元の人との交流も楽しんでもらいたい、と、応援のメッセージをいただきました。 半年間の都留での留学生活、沢山の出会いと経験をし、それぞれにとっての成長の機会になることを期待しています。第55回つる子どもまつり開催第55回つる子どもまつり開催交換留学生 来日交換留学生 来日5月12日に、「第55回つる子どもまつり」が行われました。つる子どもまつりは、今年で55回目を迎えた子どものためのおまつりで、一昨年は厚生労働大臣表彰もいただいた歴史ある地域活動の一つです。今年の目標は、「全員の積極性を引き出す子どもまつり」でした。インターネットの使用率向上に伴い、周囲とのつながりの希薄化、自己主張が苦手な子が増えているため、子どもたちが周囲の人たちと仲良く楽しくできるようなあそびや文化を体験できるよう、実行委員会では半年間、計画を練ってきました。当日は天気も良かったため、昨年できなかった外遊びもすることができ、開閉こく式も赤の広場で行うことができました。また各団体が1号館に「くに」と呼ばれるブースを出しました。職人さんとこうさく遊びができる「こうさくのくに(職人会)」や昔のことば遊びができる「ことばのくに(都留詩友会)」など地域団体が出しているくにや、「カンボジアのくに(カンボジア支援サークルPlenty)」や「ぷらっとはうすのくに(ぷらっとはうす)」、「じゃずのくに(都留JAZZ倶楽部)」、など学内団体のくに、さらに地域団体外からも慶應義塾大学のOBOGの方々が「慶應のにんぎょうのくに」を出しました。180人を超える子どもたちが遊びに来てくださり大盛り上がりを見せました。来年も5月に開催できるよう、これからも活動を続けていきたいと思います。第55回つる子どもまつり実行委員会 実行委員長 菅木 翼愛文大だより282024年7月8日(月)

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