学報157
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旅立つことば 親元から遠く離れて1人で暮らすことへの不安と、これから始まる新生活への期待を胸に都留へ引越してから、もうすぐ4年が経とうとしています。 4年間を通じてたくさんの子どもたちと関わり、子どもに寄り添う力がついたと実感しています。特に3年生でのSAT活動では、1年を通して子どもたちの成長を見守るという貴重な経験をすることができました。日々成長を続ける子どもたちの姿を見て、教員としてのやりがいを肌で感じることができました。加えて、小学校での学習支援員のアルバイトや学童でのアルバイトは、小学校との繋がりが強い都留文だからこそできた経験であったと思います。SAT活動やアルバイトを通して可愛い子どもたちと関わり続けることができ、幸せな時間を過ごすことができました。 春から夢であった教員生活が始まりますが、この4年間、都留で培った力を存分に活かしていきたいと思います。最後になりますが、4年間支えてくれた家族、お世話になった先生方、共に学生生活を送った友人達へ、この場を借りて心から御礼申し上げます。ありがとうございました。学校教育学科國井 陽奈素敵な出会いに恵まれた4年間大切な友人と入学式の日、期待と不安を胸に文大坂を登ったことがまるで昨日のようで、気がつけばあっという間に学生生活を終えました。私の学生生活は学業・部活動・アルバイトと非常に充実しており、余暇には学内の友人たちとドライブや旅行に行き、楽しい思い出をたくさんつくることができました。部活動では合唱団に所属し、2023年度には運営幹部としての役職を担いました。幹部としてのプレッシャーもありましたが、清水先生や同期、後輩、先輩方の支えがあり、コンクールでは金賞という結果を残すことができました。また、今年最後のコンクールでは、この時間が「愛おしい」と思えるほど楽しく朗らかに歌うことができ、嬉しいことも悔しいことも一緒に乗り越えた仲間たちに恵まれたことを思うと、この4年間は人生の宝物です。「負けないことは立派。負けたことに負けないことはなお立派。」これは、当時中学生だった私が恩師からいただいた言葉です。春からは異なる環境でひとつでも多くのことを学び、この信条を胸に日々精進していきたいと思います。最後に、時にやさしく厳しくご指導くださった先生方、支えてくれた家族、友人たち、そして合唱団の仲間たちに深く感謝申し上げます。地域社会学科高山 恭輔4年間を振り返って -かけがえのない経験と人生の宝物-12/15岐阜県中津川市演奏会にて、男声&清水先生と一緒に162025年3月10日(月)

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