学報158号
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 2025年度入試では志願者数が合計4,795名となり、過去10年間で最も少なかった2023年度入試(3,403名)から2年連続で増加し、2017年度入試(5,720名)に次ぐ志願者数となりました。前年度比で1.24倍に上昇し、より多くの受験生から出願をいただくことができ、喜ばしい結果でした。ただ入試形態ごとに見ると、異なる面もありました。 総合型選抜では志願者が前年度比で11名減となり、学校推薦型選抜(一般およびIB)でも30名減でした。一方、共通テスト利用学校推薦型選抜では8名増でした。これら三つの入試は受験生にとって第一志望であると考えられ、学科ごとに志願者の変動に差がある中で全体では減少する結果となりました。 一般選抜の前期日程でも学科ごとに志願者数の変動に差があったものの、全体では前年度比20名増となりました。中期日程では6学科全てで志願者が増加し、前年度の2,387名から3,343名へと956名の大幅増を得ることができました。一般選抜ではいずれも2年連続で志願者が増加し望ましい結果でした。その一方で、合格者数に占める入学者数の割合は前期日程で49%、中期日程で51%となり、前年度から前期日程で2%、中期日程で5%いずれも低下し、気がかりな結果も表れています。 入試全体では730名の定員に対して832名の入学者(留学生を含む)を受け入れることができました。以上の結果を詳細に分析して今後対応していくことになります。 本学では、「卒論のツルブン」をスローガンとして学生の修学に力を入れてきました。今後も社会で活躍する卒業生を送り出すために、入口となる入学試験でも多くの志願者・入学者の確保に力を注ぐことになります。皆様におかれましては各方面でご尽力をいただき誠にありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。一般 前期日程志願者合格者文学部国文学科12740英文学科12752教養学部学校教育学科13147地域社会学科9853比較文化学科5131国際教育学科3417計568240一般 中期日程志願者合格者文学部国文学科733113英文学科41574教養学部学校教育学科906137地域社会学科60992比較文化学科56993国際教育学科11111計3343520総合型選抜志願者合格者文学部英文学科7643教養学部学校教育学科2512地域社会学科4313国際教育学科95計15373学校推薦型選抜志願者合格者文学部国文学科16659英文学科7042教養学部学校教育学科13572学校教育学科(共通テスト利用)5419地域社会学科12966地域社会学科(共通テスト利用)3813比較文化学科6451比較文化学科(共通テスト利用)3421国際教育学科(IB推薦含む)3325国際教育学科(共通テスト利用)82計731370入試状況報告 2025年度入試を振り返って入学センター長 両角 政彦242025年7月7日(月)

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