学報158号
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文大だよりペをもってフィールド探索に出ました。 最初に「つるフィールド・ミュージアム」の水鉢に生息するメダカの卵や水草、アーモンドの果実を観察し、野外に出て先生の説明を受けながらオドリコソウ、マタタビの葉、クロモジの木などを直接手に取り、観察して植物について学びました。「つるフィールド・ミュージアム」に戻ってからは、採取してきたシロツメクサで花冠づくりも体験しました。 参加者からは「見たこともない花や草をしらべることができてうれしかった」や、「みんなで歩いてかんさつができた」、「花のみつがあまかった」などの感想がありました。 5月10日(土)に「クロスボーダー・プロジェクト」(通称”クロボ”)を開催しました。第1回となる今回は、参加者40名、学生ボランティア41名となり、幼児から社会人まで幅広い年齢層の方にご参加いただきました。 午前中は都留文科大学体育館で30分間ダンスを楽しみ、残りの60分はフロアホッケー、フロアボール、ドッチビー(ソフトフリスビー)の中から興味があるものを選択してグループに分かれて運動を楽しみました。お昼のだんらんの後は大学美術棟で「絵に表そう」をテーマに、各々が模型の野菜や飛行機など身近で気になるものを題材にしてクレヨンや色鉛筆等を使って画用紙に自由に表現するアート活動を行いました。 今年度のクロボは6月、7月、10月、11月、12月に実施する予定です。今後の日程や活動の詳細は大学HPからもご覧いただけます。「クロスボーダー・プロジェクト」を開催しました。 5月24日(土)に5号館5103教室において「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。これは現職教員および教職を志す学生、教職に興味がある学生を対象に開催している講座で、山梨県内で学級づくりに意図的に取り組んできた教員を講師に招き、「学級づくり」を学び合う学習会です。今年度で14年目を迎えています。 初回は武蔵野大学の渡辺幸之助特任教授による、「学級づくりの分岐点~組織する力を子どもと共に伸ばすには」と題した講義が開催され、20人を超える現職教員及び教職を志す学生が参加し、渡辺特任教授の講義に耳を傾け、熱心に学ぶ姿が見られました。 令和7年度から初の試みとして、対面での参加が困難な参加希望者のためZoomによる講義視聴も始め、今回は21名の参加がありました。また、講義前には【学級づくり相談会】を開催し、ベテランの教員経験者が2名体制で希望者の相談に乗ります。 今年度も引き続き、月に1回講座を開催する予定です。今後の開催予定につきましては地域交流研究センターまでお問い合わせください。令和7年度「学級づくりの向上をめざす実践講座」開催29都留文科大学報 第158号
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