令和7.年度学生サポートハンドブック
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Support Handbook 10自信につながったイギリス留学前田 のの香さん(比較文化学科)イギリス・オックスフォード・ブルックス大学に留学 私は大学3年生の9月から約9か月間、イギリスのオックスフォード・ブルックス大学に留学しました。幼少期に英語が好きだったことから漠然と掲げていた留学という夢は、自身の成長とともに、より強く、具体的なものとなり、都留文科大学の充実した支援のもとで理想的な形で叶えられました。 留学生活では、日々たくさんの学びを得られました。授業においては現地の学生と机を並べ、互いに切磋琢磨しながらも支え合うことで、膨大なリーディング課題やエッセイ課題を乗り越えました。ディスカッションの機会も多く、それぞれが活発に発言する姿に私も刺激を受け、主体性、そして失敗を恐れない心構えが磨かれたと思います。また、留学中は勉学だけではなく、サークルやボランティア活動などにも取り組み、これまで学んできた英語をツールとして物事を達成できた経験が大きな自信になりました。 長期留学に際して、物価高騰や円安などの懸念がなかったわけではありません。しかし、都留文科大学後援会の手厚いサポートにより学生生活に集中することができました。留学を支えてくださった後援会や家族などへの感謝を忘れず、この経験を今後に生かしていきたいです。かけがえのない財産となった韓国留学山本 拓実さん(英文学科)韓国外国語大学校に留学 私は大学3年時に1年間、韓国外国語大学のグローバルキャンパスで交換留学をしました。元々独学で学んでいた韓国語を本格的に勉強したいと考え、留学に行くことを決めましたが、留学を終えてさらにやりたいことが増えたように思います。現地では日本にいては学ぶことのできないような韓日、日韓の通翻訳を実践的に学ぶことができただけではなく、様々な国から来た人たちと交流し、多くの刺激を受けました。また、通訳のボランティア活動に挑戦するなどして得た「自ら動き、挑戦してみる」という姿勢はかけがえのない財産になったと感じます。 金銭面においては、アルバイトで稼いだお金や両親からの援助もあったものの、それだけでは足りず、物価高や予想だにしない出費なども相まって不安になることもありましたが、都留文科大学後援会によるサポートのおかげで無事留学生活を過ごすことができました。後援会による援助金がなければ、留学という選択肢さえなかったかもしれません。 留学を通じて、自分はあらゆる人に支えられて生きているのだということを実感しました。自分が留学で学んだ経験や知識を他の人たちに還元し、感謝の気持ちを行動で示していきたいと思っています。

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