2015年12月17日掲載
ムラサキツバメ ヒイラギの花 キイロスズメバチの巣

▲ シモバシラ
(資料番号TFM-P0049)
シモバシラは9月〜10月に花を咲かせます。シモバシラの名前の由来は、冬に茎の根元に氷柱ができ、この氷柱が霜柱のように見えることによります。
(撮影日:2015年10月17日)

▲キタテハ
(資料番号TFM-P0050)
附属図書館ビオトープの葉に止まっていました。このチョウには、夏型と秋型とがありますが、これは秋型。はねの赤みが強く、ふちの切れ込みが深いのが特徴です。
(撮影日:2015年10月15日)

▲ノブドウ
(資料番号TFM-P0051)
ノブドウの実は、ほんとうは赤紫色で、写真のように青紫色の実をつけるのは虫が寄生しているためだと言われています。附属図書館ビオトープで見つけました。
(撮影日:2015年10月15日)

 2015年10月6日掲載
ムラサキツバメ ヒイラギの花 キイロスズメバチの巣

▲ムラサキツバメ
(資料番号TFM-P0046)
名前のとおり、翅の表側は紫色に輝く鱗粉(りんぷん)で覆われています。翅を広げた開長は、4cm程度です。もともと南方系のチョウでしたが、現在では、寒冷な地方へと分布を広げています。マテバシイなどがおもな食草です。
(撮影日:2015年9月11日)

▲ヒイラギの花
(資料番号TFM-P0047)
モクセイ科の植物で、キンモクセイに似た甘いにおいがします。キャンパスでは、今年はじめて自然科学棟の庭で咲きました。葉の縁には鋭いトゲがあり、これに触れるとヒリヒリと痛むことからこの名がついたと言われます。
(撮影日:2015年10月2日)

▲キイロスズメバチの巣
(資料番号TFM-P0048)
附属図書館の建物に今年はじめてキイロスズメバチの巣ができました。球形で、直径は50㎝ほどありました。秋は活動が活発になります。軒下などに巣をつくります。スズメバチの仲間では小型です。
(撮影日:2015年10月2日)

 2015年9月4日掲載
イソヒヨドリ アゲハの幼虫 エゴノキ

▲ウラギンシジミ
(資料番号TFM-P0043)
附属図書館ビオトープでごくふつうに見ることができます。幼虫は、フジの仲間やクズを食べて育ちます。羽の先が尖っているのが特徴です。
(撮影日:2015年8月6日)

▲キタキチョウ
(資料番号TFM-P0044)
キャンパス周辺でごくふつうに見ることができます。ヤマハギやネムノキなどの葉を食べて育ちます。羽の表裏ともに黄色が鮮やかです。
(撮影日:2015年8月6日)

▲ヒメウラナミジャノメ
(資料番号TFM-P0045)
附属図書館ビオトープの木陰を跳ねるように飛び、葉の上によく止まります。キャンパス周辺でごくふつうに見ることができますが、都市部では減少してきているようです。
(撮影日:2015年8月23日)

 2015年8月10日掲載
イソヒヨドリ アゲハの幼虫 エゴノキ

▲オニユリ
(資料番号TFM-P0040)
もともと日本にはなかったユリです。球根は食べられます。むかしはこの球根を非常食としていたようです。附属図書館ビオトープで見られます。
(撮影日:2015年8月5日)

▲ツノハシバミ
(資料番号TFM-P0041)
アカネズミやニホンリスなど森の動物が大好きな実です。実の先がくちばしのように尖っています。実は食べられます。附属図書館ビオトープで見ることができます。
(撮影日:2015年8月5日)

▲エゴノネコアシ
(資料番号TFM-P0042)
エゴノキの枝の先端付近にできた虫こぶです。この虫こぶをよく見るとネコの足指のようにも見えます。附属図書館ビオトープのエゴの木で6月から7月にかけて観察することができます。
(撮影日:2015年8月5日)

 2015年6月25日掲載
イソヒヨドリ アゲハの幼虫 エゴノキ

▲ツマキチョウの幼虫
(資料番号TFM-P0037)
附属図書館ビオトープのハタザオという植物にツマキチョウの幼虫を見つけました。ツマキチョウはハタザオを食べて育ちます。附属図書館ビオトープでは、春、日当たりのよい場所を飛ぶようすが観察できます。
(2015年6月4日撮影)

▲スミナガシの幼虫
(資料番号TFM-P0038)
スミナガシは、羽に白いすじが発達した美しい蝶です。アワブキという木の葉を食べて育ちます。幼虫は木の枝のような色をしていてなかなか見つけにくいのですが、どこにいるかわかりますか?この幼虫も附属図書館ビオトープのアワブキで見つけました。
(2015年6月4日撮影)

▲メダカ
(資料番号TFM-P0039)
メダカは全国でも激減しているようですが、山梨県でも姿を見る機会はほとんどなくなりました。本学の附属図書館ビオトープには、そんな山梨県産のメダカがいます。今年は池の周りの草刈りをして日当たりを良くしたので、メダカの子どもたちの姿が数多く見られるようになりました。ぜひご覧ください。(2015年6月4日撮影)

 2015年5月26日掲載
イソヒヨドリ アゲハの幼虫 エゴノキ

▲イソヒヨドリ
(資料番号TFM-P0034)
数年前から都留市で観察できるようになりました。イソヒヨドリはその名の通り沿岸部で見られる鳥ですが、近年は内陸部にも生息するようになりました。今年はキャンパス内で観察されました。
(撮影日:2015年5月8日)

▲アゲハの幼虫
(資料番号TFM-P0035)
附属図書館のビオトープのユズの葉を食べていました。キャンパスではここのほかにも、自然科学棟のカラタチでも観察できます。都留では4月から10月にかけて見られます。
(撮影日:2015年5月21日)

▲エゴノキ
(資料番号TFM-P0036)
都留では5月中旬から6月上旬にかけてエゴノキの花が咲きます。今年はとくに花の数が多く、附属図書館ビオトープでも歩道に落ちた花が白い絨毯のようです。むかしは石けんの代用にしたといわれています。

 2015年5月7日掲載
ソウシチョウ アカネズミの食べ痕 シモバシラ

▲シュンラン
(資料番号TFM-P0031)
乾燥した林内に生えます。近年、キャンパス周辺でもよく見かけるようになりました。赤紫色の斑点をほくろにみたて、別名「ホクロ」と呼ばれることもあるそうです。
(撮影日:2015年4月30日)

▲チゴユリ
(資料番号TFM-P0032)
可憐な小さな花を稚児にみたててこの名がついたと言われています。キャンパスでは、4月下旬から見頃になります。(撮影日:2015年4月30日)

▲オオアラセイトウ
(資料番号TFM-P0033)
別名ショカッサイとも呼ばれます。キャンパスでは近年、目立つようになってきました。中国原産で、江戸時代に鑑賞用として渡来したと言われています。ツマキチョウの食草になっています。
(撮影日:2015年4月30日)

 2015年1月16日掲載
ソウシチョウ アカネズミの食べ痕 シモバシラ

▲ソウシチョウ
(資料番号TFM-P0028)
1980年代から野生化したものが観察されるようになりました。もともとアジア南部に生息する鳥です。都留では、2007年ころから繁殖期に観察されています。在来種との競合が懸念されています。
(撮影日:2014年11月11日)

▲アカネズミの食べ痕
(資料番号TFM-P0029)
ツノハシバミの実をアカネズミが食べた痕です。クルミと同様に、丸い穴を開けて中身を食べています。クルミでは二つの穴を開けますが、ハシバミではなぜか一つの穴しか開けません。どうしてでしょう?
(撮影日:2014年12月12日)

 

▲シモバシラ
(資料番号TFM-P0030)
シモバシラは山地の木陰に生える多年草です。初冬になると、枯れ始めた茎の根もとあたりから霜柱のような氷柱が立つことから、この名がつきました。自然科学棟の庭で今年初めて見つけました。
(撮影日:2014年12月18日)

 2014年11月05日掲載
ヤマラッキョウ ツノハシバミ フユノハナワラビ

▲ヤマラッキョウ
(資料番号TFM-P0025)
草丈は40㎝ほど。裏山で初めて記録されました。福島県以南の山地や湿原などで生育します。冨士北麓の梨ヶ原の草原にも自生しています。紫色の球状の花序をつけます。
(撮影日:2014年10月20日)

▲ツノハシバミ
(資料番号TFM-P0026)
ニホンリスや野ネズミなどの大好物の実です。クチバシ状に長く伸びた独特の形から名前が付きました。食用のヘーゼルナッツが実るセイヨウハシバミも、この仲間です。附属図書館のビオトープで毎年、多数が実ります。
(撮影日:2014年10月24日)

 

▲フユノハナワラビ
(資料番号TFM-P0027)
大学入り口のトチの木の下で撮影しました。シダ植物で、夏の終わりころ小さな葉を広げます。冬に胞子葉をもたげ、それがあたかも花のようであるというのがこの和名の由来になっています。
(撮影日:2014年10月24日)

 2014年9月30日掲載
オモダカ ガマズミ スミナガシ

▲オモダカ
(資料番号TFM-P0022)
水田や湿地などに生える多年草です。日本全土の分布し、葉のかたちが人の顔のように見えることからこの名が付いたと言われています
(撮影日:2014年8月28日、地域交流研究センター入り口にて)

▲ガマズミ
(資料番号TFM-P0023)
ガマズミの赤い実が目立つようになってきました。熟した実は白い粉をふき、美味しいとされています。むかしから人びとの生活とも結びつきが深く、いろいろな地方名があります
(撮影日:2014年9月9日、附属図書館ビオトープにて)

▲スミナガシ
(資料番号TFM-P0024)
羽の色、模様ともに美しい蝶です。附属図書館ビオトープに幼虫の食草となるアワブキがあり、今年、その木から羽化したものでしょう。本州以南に生息していて、春型と夏型があります
(撮影日:2014年9月9日、附属図書館ビオトープにて)

 2014年8月8日掲載
ヤマユリ アゲハの幼虫 オオムラサキ

▲ヤマユリ
(資料番号:TFM-P0019)
キャンパスのビオトープに今年もヤマユリが咲きました。花期は7月から8月で、山野に広く自生しています。遠くからも甘い香りを感じることができます。
(撮影日:2014年7月24日)

▲アゲハの幼虫
(資料番号:TFM-P0020)
ビオトープのユズの葉にアゲハの幼虫がいました。この地域では、4月から10月にかけてアゲハが見られます。カラタチやミカン、サンショウなどに卵を産みます。
(撮影日:2014年7月24日)

▲オオムラサキ
(資料番号:TFM-P0021)
国蝶のオオムラサキが今年も羽化しました。キャンパスでは、6月から8月にかけてその姿を見ることができます。滑空しながら飛び、クヌギやヤナギなどの樹液に集まります。エノキに卵を産みます。(撮影日:2014年7月24日)

 2014年7月10日掲載
ニホンリスの食痕 アブラコウモリ オカトラノオ

▲ニホンリスの食痕
(資料番号:TFM-P0016)
本学の裏山(うぐいすホール裏)の遊歩道で見つけました。まだ青いカラマツの実を食べたようです。遊歩道の一面に鱗片が散らばっていました。
(撮影日:2014年7月5日)

▲アブラコウモリ
(資料番号:TFM-P0017)
本学の3号館3階の東側廊下にアブラコウモリがいました。窓の隙間から入ったのでしょうか。キャンパスでも夕方になるとアブラコウモリが飛びはじめました。
(撮影日:2014年7月3日)

▲オカトラノオ
(資料番号:TFM-P0018)
キャンパスの附属図書館ビオトープで見られます。花期は6月から7月です。長く垂れた花序をトラの尾にたとえて、この名が付いたと言われています。
(撮影日:2014年7月3日)

 2014年6月16日掲載
ツマグロヒョウモンの蛹 ルリタテハの幼虫 ヤマボウシ

▲ツマグロヒョウモンの蛹
(資料番号:TFM-P0013)
自然科学棟の壁で見つけました。生息地が拡大しているそうですが、都留では5年ほど前から姿を見かけるようになりました。どうやら定着しているようです。背中の銀色に光る模様が特徴です。
(撮影日:2014年5月30日)

▲ルリタテハの幼虫
(資料番号:TFM-P0014)
キャンパスの森のサルトリイバラという植物の葉の裏にいました。
黄色がかった棘のような突起が特徴です。
成虫で越冬します。
(撮影日:2014年5月30日)

▲ヤマボウシ
(資料番号:TFM-P0015)
本学の附属図書館にもあります。キャンパスの周辺でも今が見頃です。別名をヤマグワといいます。秋には果実が赤く熟し、食べられます。
(撮影日:2014年5月30日)

 2014年6月2日掲載
アゲハの幼虫 エゴノキの花 ウスバシロチョウ

▲アゲハの幼虫
(資料番号:TFM-P0010)
地域交流研究センター入り口で育てているカラタチにアゲハが卵を産みました。幼虫はすでに終齢になりました。
(撮影日:2014年5月30日)

▲エゴノキの花
(資料番号:TFM-P0011)
本学では、2号館や附属図書館ビオトープで今、エゴノキの花が見頃です。果実は有毒成分を含み、強い苦みがあります。エゴノキの「エゴ」とは、「えぐい」という言葉に由来しているそうです。
(撮影日:2014年5月30日)

▲ウスバシロチョウ
(資料番号:TFM-P0012)
5月の中旬からウスバシロチョウを見かけるようになりました。草原環境がキャンパス周辺に点在しているからでしょう。アゲハチョウの仲間で、ムラサキケマンが食草です。
(2014年5月30日撮影)

 2014年5月19日掲載
ウマノアシガタ トチノキ オオムラサキの幼虫

▲ウマノアシガタ
(資料番号:TFM-P0007)
 別名キンポウゲ。キャンパスでは今の時期に群生します。光沢のある黄色の花をつけます。有毒植物です。
(2014年5月10日撮影)

▲トチノキ
(資料番号:TFM-P0008)
キャンパス入り口のトチノキが今年も一斉に開花しました。雄花と両性花をつけます。良質の蜜源植物です。
(撮影日:2014年5月16日)

▲オオムラサキの幼虫
(資料番号:TFM-P0009)
本学の附属図書館ビオトオープで今年、オオムラサキの幼虫が確認されました。エノキが芽吹き、これから葉を食べて成長します。
(撮影日:2014年5月16日)

 2014年5月9日掲載
外の世界を眺めるムササビちゃん クロモジの花が咲く オニグルミの雌花と雄花

▲外の世界を眺めるムササビの赤ちゃん
(資料番号:TFM-P0004)
キャンパス内の森で生まれたムササビの赤ちゃんが順調に育っています。外の世界に関心を持ち始めたようです。
(2014年5月2日撮影)

▲クロモジの花が咲く
(資料番号:TFM-P0005)
キャンパスの林縁でよく目にする植物の一つに、クロモジがあります。香りのよい木で、楊枝の材料としても使われます。
(2014年5月8日撮影)

▲オニグルミの雌花と雄花
(資料番号:TFM-P0006)
本学の附属図書館ビオトープにあるオニグルミの木に雄花が咲きました。目立ちませんが、赤い花が雌花です。
(2014年5月8日撮影)

 2014年4月25日掲載
越冬するオオムラサキの幼虫 シメ 冬下のテン

▲越冬するオオムラサキの幼虫
(資料番号:TFM-P0003)
自然科学棟に接した林のエノキの下で、越冬中のオオムラサキの幼虫をみつけました。今年も、初夏に林のなかを飛び交うオオムラサキに出会えそうです。

▲シメ
(資料番号:TFM-P0001)
シメは冬鳥として山梨県に渡来します。大きなくちばしが特徴で、木の実を割って食べます。

 

▲冬毛のテン
(資料番号:TFM-P0002)
大学の2号館から撮影したテンです。赤みがかった黄色の美しい冬毛をしています。キャンパス周辺にも生息しています。